「꼰대」ってどういう意味?語源や使い方、使用時の注意点まで徹底解説

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韓国ドラマやK-POPアイドルのバラエティ番組を見ていると、字幕でも音声でも「꼰대(コンデ)」という言葉、けっこう頻繁に出てきますよね。

この記事を読めば꼰대(コンデ)の正確な意味や語源、実際の使い方、そして使う時に気をつけたいポイントまで一気にわかります。

「なんとなくネガティブな言葉なんだろうな」とは思っていても、いざ自分で使おうとすると「これって失礼にならない?」「誰に対して使っていいの?」と不安になる方、意外と多いんじゃないでしょうか。

꼰대(コンデ)という言葉に振り回された経験があるので、そのあたりのリアルな感覚も含めてお伝えしていきますね。

目次

꼰대(コンデ)の基本的な意味

まず結論から言うと꼰대(コンデ)は「価値観を押しつける、説教くさい年上の人」を指す言葉として使われています。

ただ、もともとの意味は少し違っていて、そこがこの言葉の面白いところなんですよね。

辞書での意味は「年寄り」「先生」

国立国語院の標準国語大辞典によると꼰대はもともと「年寄り」を指す隠語で、学生の間では「先生」を指す俗語として使われていました。

つまり本来は、単に年齢や立場が上の人を指すだけの言葉だったんです。

直訳すれば「年配者」くらいのニュアンスでそれ自体に強い悪意はなかったみたいですね。

現代では「説教くさい老害」という意味に

とはいえ、今の韓国で꼰대(コンデ)と言われたら、ほぼ確実にネガティブな意味で受け取られます。

年齢に関係なく、自分の経験や価値観が絶対に正しいと思い込んで、それを一方的に押しつけてくる人のことを指すようになったんです。

日本語で言う「老害」とか「説教おじさん・おばさん」に近い感覚でしょうか。

BBCが2019年に「今日の単語」として꼰대(コンデ)を取り上げたことでも話題になりました。

面白いのは꼰대って必ずしも年上の人だけを指すわけじゃないというところです。

20代でも古臭い考え方を後輩に押しつける人は「젊은꼰대(若いコンデ)」と呼ばれることもあるんですよね。

年齢じゃなくて、行動パターンで判断される言葉になっているのが今の使われ方の特徴だと思います。

꼰대(コンデ)の語源を深掘りする

꼰대という言葉がどこから来たのか、実はいくつかの説があってはっきりとした結論は出ていません。

ここではっきりわかっていることと、あくまで諸説として言われていることを分けてお伝えしますね。

方言由来説「꼰데기(コンデギ)」

一つ目は方言由来説です。

慶尚道(嶺南)地方の方言で、さなぎのことを「꼰데기」と呼んでいて、そのしわしわの見た目が老人のしわを連想させたことから、老人を指す言葉に転じたという説があります。

個人的にはこの説、けっこう説得力があるなと感じています。

見た目のイメージから言葉が生まれるのって方言にはよくあるパターンですよね。

フランス語「Comte(伯爵)」由来説

二つ目はフランス語由来説です。

日本統治時代、日本に協力した一部の朝鮮人が伯爵などの爵位を与えられ、フランス語で伯爵を意味する「Comte(コンテ)」を自称していたことから、それが日本式の発音「콘테」を経て꼰대になったという説です。

ただ、この説については現代のフランス人が聞いても「コンテ」は警察を指す俗語(condé)を思い浮かべるらしく、語源としては少し無理があるという指摘もあります。

正直なところ、どちらの説が正しいのか、言語学的にきっちり決着がついているわけではないみたいです。

あくまで諸説として捉えておくのが良さそうですね。

ちなみに、この単語自体は1960年代から学生の間で使われていた記録があるので少なくとも半世紀以上の歴史がある言葉だということは確かです。

꼰대(コンデ)の特徴とチェックリスト

꼰대と言われる人にはいくつか共通する行動パターンがあります。ここでは実際によく指摘される特徴を整理してみますね。

権威主義的で序列を重視する

まず一番わかりやすいのが年齢や地位、経験を根拠に一方的に相手を下に見る態度です。

「後輩だから」
「新入社員だから」

という理由だけで意見を聞いてもらえないという状況を作り出しがちなんですよね。

韓国は儒教的な上下関係の意識が根強く残っている社会なのでこの序列意識が強く出やすい土壌があるんだろうなと思います。

自分の経験を絶対視して押しつける

二つ目は自分が経験してきたことこそが正解だと信じ込み、それ以外のやり方を認めない態度です。

「昔はこうだった」
「私の時代はこうやって成功した」

という話を、今の状況に当てはめようとするのが典型例ですね。

この特徴が後で紹介する「나때는말이야(ナ テヌン マリヤ)」という口癖につながっていきます。

説教好きで共感力が低い

三つ目は頼まれてもいないのに長々とアドバイスや説教を始めてしまうこと。

しかも相手の状況や気持ちに寄り添おうとせず、自分の基準だけで良し悪しを判断してしまうんですよね。

これ、聞いている側からすると本当にしんどいものです。

自分の見立てではこの三つの特徴が重なるほど「꼰대度」が高くなる感じがします。

全部が当てはまらなくても、一つでも強く出ていれば「あの人ちょっと꼰대っぽいね」と言われてしまう、そんな空気感が韓国社会にはあるみたいですね。

꼰대の実際の使い方と例文

言葉の意味がわかったところで、実際にどう使われているのか例文を見ていきましょう。

職場での使い方

会社での会話の中では上司や先輩の言動に対して使われることが多いです。

  • 저부장은완전꼰대야(あの部長、完全にコンデだよ)
  • 요즘시대에누가저런생각을해?(今の時代に誰がそんな考え方するの?)

このように直接本人に向かって言うのではなく、同僚同士で陰で使われることがほとんどです。

面白いのはこの言葉自体が「陰で使われる前提の単語」として機能しているところですね。

日常会話での使い方

家族や友人関係の中でも使われます。

父親が説教を始めた時に「アッパ、ちょっとコンデっぽいよ」なんて軽く突っ込む使い方もありますし、逆にかなり深刻な世代間ギャップを表現する時にも使われます。

派生語と関連表現をまとめて紹介

꼰대という単語からはいくつかの派生語や関連するフレーズが生まれています。ここを知っておくと、韓国語の理解がもう一段深まると思います。

꼰대질(コンデジル)

「질」は行為を表す接尾語で、「갑질(カプジル、権力を利用した嫌がらせ)」などにも使われるものです。

「꼰대질」は꼰대的な言動そのもの、つまり自分の経験を一方的に若い世代に押しつける行為を指します。

「또꼰대질하네(また説教かよ)」みたいな感じで使われますね。

라떼는말이야(ラテヌンマリヤ)

これは꼰대の口癖を風刺したフレーズとして、かなり有名になった言葉です。

「나때는말이야(ナッテヌンマリヤ、俺の時代はな)」

という꼰대の典型的な口癖と、カフェラテの「라떼」の発音が似ていることを利用した言葉遊びなんですよね。

さらにこれを英語に直訳した「Latte is horse(말は馬という意味もあるので)」というフレーズまで生まれて、SNSで爆発的に広まりました。

この言葉遊びのセンス、韓国のネットカルチャーらしいなと個人的にはかなり感心しました。

젊은꼰대(若いコンデ)

先ほど触れた通り、年齢に関係なく古い価値観を押しつける人のことです。

20代でも後輩に対して過度に説教したり、自分の成功パターンを絶対視したりする人は젊은꼰대(チョルムン コンデ)と呼ばれます。

この言葉が生まれたこと自体が꼰대という概念が「年齢」から「行動」へと意味を広げてきた証拠だと思います。

꼰대を使う時に気をつけたいこと

最後に実際に韓国語で꼰대を使う場面での注意点をお伝えしますね。

直接本人には言わない方が安全

꼰대はかなり強い皮肉を含む言葉です。

本人に向かって直接言うと関係性が壊れてしまうリスクがあります。

基本的には同世代同士での会話や、陰で使う言葉だと捉えておいた方が無難だと思います。

誰にでも当てはまる可能性がある言葉として使う

年齢が高い人だけを指す言葉ではなく、行動パターンで判断される言葉になっているので、「自分も気づかないうちに꼰대になっているかもしれない」という視点で使うと、より正確な理解につながるはずです。

ざっくりした感じで言うと韓国では「꼰대チェックリスト」的なコンテンツもよく作られていて、自分自身を振り返るためのツールとしても使われているんですよね。

まとめ

꼰대という言葉について意味や語源、使い方まで整理してきました。最後にポイントをまとめておきますね。

  • 꼰대はもともと「年寄り」「先生」を指す隠語だったが、今は「価値観を押しつける説教くさい人」という意味で使われる
  • 語源には嶺南方言の「꼰데기」由来説、フランス語「Comte」由来説など複数の説があるが、確定はしていない
  • 権威主義的、経験の押しつけ、説教好きといった特徴が典型的な꼰대の行動パターン
  • 派生語には꼰대질、라떼는말이야、젊은꼰대などがあり、それぞれ世代間ギャップを風刺する言葉として広まった
  • 本人に直接使うのはリスクが高いので、使う場面は選んだ方が良い

言葉の意味だけでなくその言葉が生まれた社会的な背景まで知っておくと、韓国ドラマやバラエティを見る時の理解度もぐっと上がると思います。

ぜひこの記事を参考に実際の会話や作品の中で꼰대という言葉を探してみてくださいね。

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