「자만추(チャマンチュ)って何の略なの?」と気になって調べている方、多いんじゃないでしょうか。
SNSや韓国のバラエティ番組でよく見かけるこの言葉、実は恋愛観を表す造語なんです。
この記事を読めば자만추(チャマンチュ)の正確な意味から使い方、反対語の인만추(インマンチュ)との違い、さらには注意したい別の意味までまるっと理解できると思います。
韓国語を勉強していて「なんとなく雰囲気で使ってた」という方も、この機会にしっかり整理していきましょう。
자만추(チャマンチュ)とは?基本の意味をチェック
まず結論から言うと자만추(チャマンチュ)は恋愛の開始方法についての価値観を表す言葉です。ここからは成り立ちと読み方を押さえていきます。
자연스러운만남추구の略語という成り立ち
자만추(チャマンチュ)は「자연스러운만남을추구한다」の頭文字を取った略語で、直訳すると「自然な出会いを追求する」という意味になります。
学校や職場、サークルといった日常のなかで自然に距離が縮まって気づいたら恋人関係になっている、そういう恋愛スタイルを好む人や価値観そのものを指す言葉なんですね。
2018年ごろにネット上で生まれた造語とされていています。
자만추ってどう読む?発音のポイント
読み方はハングルをそのまま読んで「チャマンチュ」となります。日本語の韓国語学習サイトでもだいたいこの表記で紹介されていて、発音自体はそこまで難しくないと思います。
ちなみに韓国のネイバー国語辞典にも掲載されているくらい定着した表現らしいです。もう完全に市民権を得た言葉と言えるでしょうね。
자만추(チャマンチュ)が生まれた背景と流行った時期
なぜこの言葉がここまで広まったのか、流行の経緯を見ていくと当時の恋愛事情が透けて見えてきます。
SNSで急速に拡散した経緯
자만추(チャマンチュ)という言葉自体は2018年ごろにSNS上で使われ始めたと言われています。
「나는자만추야(私は자만추だよ)」
というふうに、自分の恋愛スタイルを表明する感じで使われ出したみたいです。
ちなみに反対語の인만추(インマンチュ)とセットで語られることがほとんどで、この二つはワンセットで覚えておくと理解しやすいと思います。
バラエティ番組をきっかけに一般層にも浸透
2019年前後には韓国のテレビ番組でも取り上げられるようになって、若者だけでなく幅広い年代に広まっていったようです。
新造語のレベルを測るクイズ企画などでも定番の単語として扱われていて、いわゆる「知らないと恥ずかしい流行語」の一つになっていたんですね。
反対語の인만추(インマンチュ)との違いを比較
자만추(チャマンチュ)を理解するうえで、対になる言葉인만추(インマンチュ)とのセットで覚えると圧倒的に頭に入りやすくなります。
인만추の意味は人為的な出会いを追求すること
인만추(インマンチュ)は「인위적인만남을추구한다」の略で、意味は「人為的な出会いを追求する」です。
要するに紹介、合コン、婚活パーティー、マッチングアプリなど目的をはっきり持った場で出会うスタイルを好む人を指します。
人為的という言葉だけ聞くとちょっとネガティブに感じるかもしれませんが、実際は恋愛に前向きで積極的なスタイルとも言えると思います。
자만추と인만추を分ける決定的なポイント
両者の違いを表にまとめてみました。
| 項目 | 자만추 | 인만추 |
|---|---|---|
| 出会い方 | 学校や職場、趣味の場など日常のなか | 紹介、合コン、マッチングアプリなど |
| 恋愛への姿勢 | 待ちの姿勢に近い | 積極的に機会を作る |
| 相性の見極め方 | 時間をかけて自然に | 事前情報や条件で判断しやすい |
| 弱点 | 出会いのきっかけが少ない | 打算的に見られることがある |
個人的には、ちらが良い悪いという話ではなく、その人の性格に合った方法を選べばいいだけだと思います。
ただ最近の韓国では実際には인만추のほうが主流という指摘もあって、자만추は理想としては人気だけど実践は意外とハードルが高いという声も聞きます。
자만추(チャマンチュ)の使い方と例文
言葉の意味がわかったところで実際の会話でどう使われているのか見ていきましょう。
SNSやトークでよく使うフレーズ
一番よく見る形は
「나는자만추야」(私は자만추タイプだよ)
という自己紹介的な使い方です。
ほかにも
「너자만추야?인만추야?」(あなたは자만추?それとも인만추?)
というふうに、相手のタイプを聞く質問としても使われます。
恋愛観について話すときの定番のトピックみたいな感じですね。
友達に紹介を断るときの例文
「소개팅한번안해볼래?」(一度紹介してみる?)
と誘われたときに、
「아니됐어、나는자만추야」(ううん、いいや、私は자만추だから)
と返す、という使われ方もあります。
断り文句としてもかなり便利な言葉として定着しているんだなと感じました。
注意したい別の意味
ここ、けっこう大事なポイントなので詳しく書いておきますね。
実は자만추(チャマンチュ)には知らないと恥ずかしい別の顔があるんです。
자고만남추구という際どい意味に変化することも
若い世代のあいだでは
「자고만남추구」(寝てから出会いを追求する)
という、かなり際どい意味で使われるケースもあると指摘されています。
つまり体の関係を先に持ってから交際に発展するかどうかを考えるというニュアンスです。
これは本来の意味とはまったく違う使われ方なので文脈によっては誤解を招く可能性があるかもしれません。使う場面には気をつけたほうがいいと思います。

中華料理店で使われるまったく別のパターン
もう一つ、恋愛とは無関係の意味もあります。中
華料理店の注文で「자만추(チャマンチュ)」と言うと
「자장면에만두추가」(ジャージャー麺に餃子を追加)
という意味になることがあるそうです。
国語辞典にもこの意味が併記されているケースがあるらしく、文脈がないと混乱しそうな言葉だなと個人的には思いました。
飲食店で聞いたときは恋愛の話ではなく注文の話だと考えたほうが自然でしょう。
韓国と日本で違う자만추への温度差
자만추(チャマンチュ)という言葉自体は韓国発でも、実際の恋愛文化を比べると日本と韓国では真逆の傾向があるという指摘があります。
韓国では인만추(インマンチュ)のほうが主流という見方
韓国語圏のメディア関係者による分析では、韓国で交際中や結婚したカップルに馴れ初めを聞くと、かなり高い確率で「紹介で出会った」という答えが返ってくると書かれています。
つまり言葉としては자만추(チャマンチュ)が流行語になっていても、実際の恋愛の入り口としては인만추(インマンチュ)、つまり紹介や合コンが依然として主役という見方です。
友人に「いい人がいたら紹介して」と頼むのがまったく不自然じゃないというのが韓国の恋愛文化らしいんですよね。
日本では자만추的な出会いが基本という指摘
一方で同じ分析のなかでは日本では「恋愛がしたいから紹介して」と頼むこと自体がめずらしく、交際を前提にした紹介文化はあまり一般的ではないとされています。
合コンに似た「고콘」という飲み会文化はあるものの、あくまでグループでの交流が中心で一対一の真剣な交際に発展するケースは多くないという見立てです。
つまり日本の恋愛はもともと자만추型に近くて、だからこそ婚活のような인만추的な仕組みが後から整備されていったという流れなのかなと自分は考えています。
あくまで一つの見方として捉えてもらえたらと思います。
자만추(チャマンチュ)タイプの人によくある特徴
자만추を好む人にありがちな傾向についても触れておきますね。
理想の相手のイメージがはっきりしている
自然な出会いを求める人ほど、理想の相手像が具体的に固まっている傾向があるという分析があります。
運命的な出会いを心のどこかで期待しているからこそ、あえて人為的な場を避けているのかもしれません。
自分から話しかけるのが得意なタイプが多い
もう一つの特徴として周りの人に自分から話しかけるのが苦じゃないタイプが多いとも言われています。
日常のなかで自然に距離を縮めるには、ちょっとした会話のきっかけを自分から作れる力が地味に必要なんだろうなと感じます。
逆に言うと人見知りな性格だと자만추(チャマンチュ)はけっこう難易度が高い恋愛スタイルなのかもしれませんね。
まとめ
- 자만추は「자연스러운만남을추구한다」の略で自然な出会いを求める価値観を意味する
- 反対語の인만추は紹介やマッチングアプリなど人為的な出会いを好むスタイルを指す
- 「나는자만추야」のように自己紹介や紹介を断る場面でよく使われる
- 関係を持ってから付き合うかどうかを決めるや餃子追加といった、まったく別の意味で使われることもあるので文脈に注意が必要
- 韓国では인만추、日本では자만추が実際の恋愛文化の主流という見方もある
言葉一つとってもその国の恋愛観が垣間見えるのって、なかなか面白いですよね。
韓国語のトレンド用語を通して、こういう文化の違いにも目を向けてみると勉強がもっと楽しくなるんじゃないかなと思います。

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