ピックアップ構成を理解して、ゲームを有利に進めたいと思っていませんか?この記事を読めば、League of Legends(LoL)のピックアップ構成の特徴や弱点を理解し、効果的な対処法を身につけることができるでしょう。
記事の中ではピックアップ構成の基本的な戦術や、それを実現するのに適したチャンピオンの特徴を詳しく解説しています。
また、ピックアップ構成のメリットとデメリットについても触れているので、相手の狙いを読み取ることができるようになります。他にもピックアップ構成に対する具体的な対処方法を複数紹介しています。
チームで集まる、視界を確保する、ディスエンゲージ能力の高いチャンピオンを選ぶなど、すぐに実践できるテクニックが満載です。
これらを活用すれば、ピックアップ構成を前にして無力感を感じることはなくなるはずです。ピックアップ構成の対策を知ることで、あなたはレーンでの立ち回りやチームファイトにおいて的確な判断ができるようになります。
これからは敵のピックに振り回されることなく、ゲームを優位に進めていくことが可能となるでしょう。ぜひこの記事で得た知識を実戦で活かしてみてください。
そして、ピックアップ構成を使う相手に打ち勝つ喜びを味わいましょう。この記事を読まずにピックアップ構成への対処法を知らないままでいると、これからも敵のペースに巻き込まれ続けることになってしまうかもしれません。
ぜひこの記事を通してピックアップ構成を理解して、今までは勝てなかった試合を勝てるようになりましょう。
ピックアップ構成とは
ピックアップ構成は、敵チャンピオンを単独で捕まえて素早く倒すことに特化したチーム構成のことを言います。
ピックアップ構成のチームはマップ上を動き回り、ポジショニングミスをしている敵を見つけて集中攻撃します。早い段階でキルを取り、そこからスノーボールして有利に試合を進めるのが目的となります。
ピックアップ構成の特徴は単体の敵を捕まえるのに長けたチャンピオンを揃えることです。例えば、ブリッツクランクやスレッシュのようなフックやグラブを持つチャンピオン、ノーチラスのようなハードCCを持つチャンピオン、ゼドやアカリのようなアサシン系チャンピオンなどが適しています。
これらのチャンピオンを組み合わせて敵の孤立したキャリーを狙って仕留めるのがピックアップ構成の基本戦術です。
しかしピックアップ構成が機能するにはチームの連携がとても重要になってきます。孤立した敵を見つけたら、素早く集中攻撃して倒さないといけません。
ですので、ソロキューよりもチームでのランク戦や大会で真価を発揮するチーム構成だと言えるでしょう。加えて、スプリットプッシュに弱いのもピックアップ構成の欠点の1つです。
ピックアップ構成のメリットとデメリット
メリット
敵の隙をつける
ピックアップ構成の最大の強みは、敵チャンピオンの隙をついて仕留められることになります。
マップ上を動き回ってポジショニングミスをしている敵を見つけて集中攻撃するのがこの構成の基本的な立ち回りです。
早い段階でキルを取ることによってそこからスノーボールして有利に試合を進めていくことが可能です。
優位なレーン戦が可能
ピックアップ構成では単体の敵を捕まえるのに長けたチャンピオンを使っていきます。
例えば、ブリッツクランクやスレッシュのようなフックやグラブを持つチャンピオン、ノーチラスのようなハードCCを持つチャンピオン、ゼドやタロンのようなアサシン系チャンピオンなどが挙げられます。
こういったチャンピオンを各レーンに配置することによって敵の隙をついて優位にレーン戦を進めることが可能です。
スノーボール効果が強力
ピックアップ構成は序盤からキルを重ねることでスノーボール効果を生みやすいのも魅力的となっています。
アイテムやレベルで差をつけることができたら敵のジャングルに侵入したり、タワーの破壊を進めたりと、どんどん有利な展開に持ち込むことができます。
スノーボールが成功すれば、20分前後での試合終了も狙えるでしょう。
デメリット
チームファイトが苦手
ピックアップ構成の最大の弱点は、チームファイトが苦手なことと言えます。この構成に向いているチャンピオンは、複数の敵を相手するには向いていません。
なので、敵にグループされると力を発揮しにくくなってしまいます。集団戦を仕掛けられると、不利な戦いを強いられる可能性がとても高くなります。
視界コントロールが重要
ピックアップ構成では視界コントロールがとても重要になってきます。マップ上に十分な視界を確保できなかったら、敵の動きを予測できないので、ピックのチャンスを逃してしまいます。
さらに自分たちの動きを敵に察知されてしまったら、待ち伏せを仕掛けられる危険性もあります。ワードの設置や敵ワードの破壊など、視界の管理に細心の注意を払う必要があるでしょう。
序盤の立ち回りが肝心
ピックアップ構成は序盤からキルを取れないと厳しい展開になりがちです。キルを取れずにゴールドやレベルで差をつけられると、ピックが難しくなり、スノーボールを起こせなくなってしまいます。
ですので、序盤の立ち回りがとても大事になってきます。レーンでの優位を築けなかったり、ガンクに失敗したりすると一気に不利な状況に追い込まれてしまう恐れがあります。
連携プレイが不可欠
ピックアップ構成が真価を発揮するには、チームの連携がものすごく大切になります。孤立している敵を見つけた場合、素早く集中攻撃して倒していく必要があります。
なのでソロキューよりもチームでのランク戦や大会で本来の力を発揮するチーム構成だと言えます。連携プレイが不十分だと、折角のピックのチャンスを生かしきれない可能性がでてきます。
ピックアップ構成に最適なチャンピオン
ピックアップ構成に適したチャンピオンは以下のような特徴を持っています。
- 単体の敵を捕まえて素早く倒せるチャンピオン
- ハードCCを持つチャンピオン
- 高いバーストダメージを与えられるチャンピオン
- 機動力が高く、マップ上を動き回れるチャンピオン
それでは各レーン毎に、ピックアップ構成に最適なチャンピオンを紹介していきます。
トップレーン
- Camille (カミール):Eのフックショットで敵を捕まえて、Qのプレシジョンプロトコルで高いバーストダメージを与えることができます。Wで敵の攻撃を避けつつ戦うことが可能です。
- Irelia (イレリア):Qの瞬刃で敵に飛びつきながらEの無欠の連舞で敵を捕まえることが出来ます。パッシブで攻撃速度とダメージが上がるので、素早く敵を倒すことが可能です。
- Gnar (ナー):メガナーに変身すると、Wのこてんぱんで敵を捕まえてRのナー!で敵を吹き飛ばすことができます。機動力が高く、ミニナー状態の時はQで遠距離から攻撃することも可能です。
ジャングル
- Elise (エリス):人間形態のEの繭化でスタンを入れてクモ形態のQで敵に飛びつくことができます。Wの子蜘蛛爆弾 で視界を確保しながら機動力の高いプレイが可能となっています。
- Lee Sin (リー・シン):Qの響掌、共鳴撃のコンボで敵に飛びついてRの龍の怒りでキックすることができます。Wの守りの型で味方を守りつつ戦うことが出来るので機動力がとても高いです。
- Rek’Sai (レク=サイ):Wの潜伏で地中を移動できて視界のない場所からEの掘削でノックアップが可能です。パッシブのフューリーで回復することも可能です。
ミッドレーン
- Zed (ゼド):Wの影分身で敵の背後に回り込んでQの風魔手裏剣とEの影薙ぎを当てれば大ダメージを与えることが出来ます。Rの死の刻印で高いバーストも出すことが可能となります。
- Ahri (アーリ):Eのチャームでピックを取ってQの幻惑のオーブとWのフォックスファイアで範囲ダメージを与えることが可能です。Rのスピリットラッシュで機動力も高いのが特徴です。
- LeBlanc (ルブラン):Wのディストーションで敵に飛びついてQのシジルマリスとEのエーテルチェインを当てて大ダメージを与えることができます。パッシブの鏡像によって、相手を翻弄することが可能です。
ボトムレーン(サポート)
- Thresh (スレッシュ):Qの死の宣告でCCを与えて、敵を引き寄せることができます。Eの絶望の鎖でノックバックし、Rの魂の牢獄で敵を閉じ込めることが可能です。
- Blitzcrank (ブリッツクランク):Qのロケットグラブで敵を引き寄せてEのパワーフィストでノックアップさせることが出来ます。Rのイナズマフィールドで範囲ダメージとサイレンスを与えることも可能です。
- Nautilus (ノーチラス):Qの錨投げで敵を引き寄せながら、パッシブの鉄の錨でスタンを入れることが出来ます。Rの爆雷発射は対象指定スキルなので無効化されない限り確実に敵をノックアップさせることが可能です。
ピックアップ構成の対処方法、カウンター
チームで集まる
ピックアップ構成は孤立した敵を狙うのが得意なので、チームでまとまって行動することが大切となります。
単独で動いていたらピックされる危険性が高まりますので味方と離れすぎないことを常に意識しましょう。特に視界がないところへ移動する場合は注意する必要があります。
視界を確保する
ピックアップ構成は待ち伏せを多用するので、自陣の視界をしっかりと確保しましょう。
ワードを多めに購入して敵の侵入ルートを把握するのが効果的となります。川や茂みなど敵が待ち伏せしやすそうな場所を重点的にワーディングすると良いでしょう。
ディスエンゲージ能力の高いチャンピオンを選ぶ
ジャンナ、ルル、モルガナなど、敵が仕掛けてきた時に守ることができるチャンピオンを選ぶと良いでしょう。
ピックアップ構成の動きを止めることが出来たらスノーボールを防ぎやすくなります。味方を守るためのシールドやヒール、敵の動きを止めるCCを持っているチャンピオンが特におすすめです。
ハードエンゲージ構成で挑む
アムムやマルファイトなど強力なイニシエート能力を持っているチャンピオンでチームファイトを仕掛けるのも一つの手です。
ピックアップ構成は集団戦が苦手なので、こちらから仕掛けて勝負を決めに行くのが有効な場合があったりしますがタイミングを見極めることが大切になります。
スプリットプッシュで分断する
ピックアップ構成の弱点の1つがスプリットプッシュなので、サイドレーンに強いチャンピオンを送り込んで分断するのもおすすめです。
ピックアップ構成のチームは基本的に孤立した味方を助けに行くのが難しいので、スプリットプッシュで優位に試合を進めていける可能性があります。
そうはいっても、深追いは禁物です。
カウンターチャンピオンを選ぶ
以下のようなチャンピオンはピックアップ構成に対して有効なスキルを持っています。
- ポッピー:Wで敵のダッシュを止めることができます。Rの守護者の鉄鎚で敵を吹き飛すことも可能です。
- ノーチラス:たくさんのCCスキルを持っていて、敵のバックラインに飛び込むことができます。
- ツイステッドフェイト:ピックを仕掛けてくるチャンピオン(レンガーなど)に対してアルティメットでカウンターできます。
- イブリン:敵に動きを察知されにくいので、不意をついてキルを取ることができます。
カウンターチャンピオンを使っていとしても相手がスノーボールして育ってしまったら手を付けることができなくなってしまうので注意です。
まとめ
ピックアップ構成は単独でいる敵チャンピオンを捕まえて素早く倒すことに特化したチーム編成です。
マップ上を自由に動き回ってポジショニングミスをしている敵を見つけて集中攻撃するのが基本的な立ち回りとなります。
試合の早い時間帯でキルを取ることによってそこからスノーボール効果を生み出し、有利に試合を進めることが可能です。ピックアップ構成の特徴は以下の通りです。
- 単体の敵を捕まえるのが得意なチャンピオンを揃える(ブリッツクランク、スレッシュ、ノーチラスなどのCCを持つチャンピオンや、ゼド、アカリなどのアサシン系チャンピオン)
- 優位なレーン戦が可能
- スノーボール効果が強力
そんな中、ピックアップ構成にはいくつかの弱点も存在します。
- チームファイトが苦手
- 視界コントロールが重要
- 序盤の立ち回りが肝心
- 連携プレイが不可欠
ピックアップ構成に対処するには以下のような方法があります。
- チームで集まって行動する
- 視界を確保する
- ディスエンゲージ能力の高いチャンピオンを選ぶ
- ハードエンゲージ構成で挑む
- スプリットプッシュで分断する
- カウンターチャンピオンを選ぶ
しかし、ピックアップ構成のチームがスノーボールして育ってしまったら対処が難しくなってしまう点には注意が必要です。
結論として、ピックアップ構成は敵の隙をついて素早くキルを取ることに特化したチーム編成であり、序盤からのスノーボール効果を生み出すことができる強力な戦術です。
しかし、チームファイトが苦手であったり、視界コントロールや連携プレイが大切であったりと、いくつかの弱点もしっかりと抱えています。
ピックアップ構成に適切に対処するには、チームで集まって行動したり、視界を確保したり、適切なチャンピオンを選んだりすることが大切になってきます。
コメント