カウンターエンゲージ構成を理解して、ゲームを有利に進めたいと思っていませんか?この記事では、League of Legends(LoL)のカウンターエンゲージ構成の特徴やメリット・デメリット、適したチャンピオン、さらに対処方法について詳しく解説していきます。
カウンターエンゲージ構成をしっかり理解することによって、敵の攻撃をいなしつつ、隙を突いて反撃するという理想的な立ち回りが可能になります。
守備力の高さを活かしながら、敵のミスを最大限に利用して勝利に近づくことができるでしょう。この記事で得られる知識を実践で使えるようになれば、カウンターエンゲージ構成の強みを最大限に発揮し、ゲームを優位に運ぶことができるはずです。
カウンターエンゲージ構成を正しく理解せずにプレイを続けると、せっかくの機会を活かしきれず、本来であれば勝てた試合も負けてしまうかもしれません。
ぜひこの記事を通してカウンターエンゲージ構成を理解し、ゲームを思い通りに進められるようになりましょう。理想的な集団戦を行って勝利を掴み取りましょう!
カウンターエンゲージ構成とは
カウンターエンゲージ構成とは敵チームが先にエンゲージしてくるのを待って、その後で逆にエンゲージして戦闘を有利に進めるチーム構成のことをいいます。
カウンターエンゲージ構成は敵のエンゲージに対して反撃する能力に長けたチャンピオンで構成されます。これらのチャンピオンは敵チームが軽はずみに前進してきたり、ポジショニングミスをしたりするのを狙って、一気にその隙を突いて反撃することになります。
カウンターエンゲージ構成の目的は敵のエンゲージを受けた後で、CC(クラウドコントロール)や範囲攻撃を駆使して敵チームを一気に倒し切ることです。
なので、カウンターエンゲージに最適なチャンピオンは、CCスキルや範囲攻撃スキルを持っていることが多いです。
そして、敵のエンゲージを耐えるために、防御力や生存能力に優れたチャンピオンを採用することもあります。カウンターエンゲージ構成は非常に守備的な性質を持っていることから、多くのチーム構成に対しては弱いんですけど、特定の構成に対してはとても効果的となっています。
例を挙げると、エンゲージ構成ように、真正面から一気に戦闘を仕掛けてくるチームに対しては、カウンターエンゲージ構成は非常に有効となります。
ですが、ポーク構成やスプリットプッシュ構成のように、正面からの戦闘を避けるチームに対しては苦手としています。
カウンターエンゲージ構成のメリットとデメリット
メリット
敵のミスを最大限に活用できる
カウンターエンゲージ構成の最大の強みは敵のミスを逃さないで最大限に活用できる点となります。敵が不用意に前進してきたり、ポジショニングを崩したりしたところを、一気に畳み掛けることが可能です。
守備力が高い
カウンターエンゲージ構成は守備的な性質を持っているので、敵の攻撃をしのぎやすいというメリットがあります。味方の防御力や生存能力の高さを活かして敵の攻撃をいなしながら、隙を見て反撃していきます。
集団戦に強い
カウンターエンゲージ構成は、範囲攻撃やCCを多用するため、集団戦に非常に強いです。敵チームが固まっているところに、範囲スキルを重ねがけすることで、一気に形勢を逆転できます。
デメリット
敵のエンゲージが必須
カウンターエンゲージ構成は、あくまで敵がエンゲージしてくることが前提のチーム構成になっています。この事から、敵チームがエンゲージをしないプレイスタイルだった場合はカウンターエンゲージの機会がなかなか訪れないということになります。
スプリットプッシュに弱い
カウンターエンゲージ構成は集団戦に特化している特徴があるので、スプリットプッシュへの対処が苦手となっています。味方が散らばってしまったら、カウンターエンゲージの機会を作るのが難しくなってしまいます。
序盤が弱い
カウンターエンゲージ構成は後半に強いチーム構成であることから、序盤は比較的弱いです。レーンを押し負けたり、ガンクを受けたりしやすいので、序盤を耐えきることが重要になってきます。
カウンターエンゲージ構成に最適なチャンピオン
カウンターエンゲージ構成に適したチャンピオンは以下のような特徴を持っています。
- 範囲攻撃スキルを持っている
- CCスキルを持っている
- 防御力や生存能力が高い
- 敵のエンゲージを防ぎ切る能力がある
具体的には以下のようなチャンピオンが挙げられます。
トップレーン
- Illaoi(イラオイ):範囲攻撃と生存能力をを兼ね備えています。敵のエンゲージを耐えつつ、逆に範囲ダメージで反撃することができます。
- Vladimir(ブラッドミア):範囲攻撃と回復力を持っています。敵のエンゲージを回復で耐えながら、範囲スキルで反撃可能です。
- Gangplank(ガングプランク):グローバルアルティメットで集団戦をサポートすることができます。敵のエンゲージに合わせて撃てば、味方を助けつつ敵にダメージを与えることが出来ます。
ジャングル
- Amumu(アムム):範囲CCを持つタンクチャンピオンです。敵がエンゲージしてきた時に、範囲スタンでカウンターエンゲージができます。
- Gragas(グラガス):範囲CCとダメージを両立しています。敵のエンゲージに合わせて、範囲スキルを当てれば反撃することが可能です。
- Sejuani(セジュアニ):複数のCCを持っているのでエンゲージを阻止できます。敵の動きを止めながら、味方が寄ってくる時間を稼ぐことが出来ます。
ミッドレーン
- Kennen(ケネン):範囲攻撃とCCを持っています。敵がエンゲージしてきた隙をついて、範囲スタンを決めらることが出来れば最強です。
- Veigar(ベイガー):範囲CCとバーストダメージを持ち合わせています。敵のエンゲージを範囲スタンで止めつつ、スキルコンボで1人を確実に倒していきます。
- Cassiopeia(カシオペア):敵のエンゲージを阻止してダメージを与えることができます。敵の動きを止める毒とアルティメットが強力です。
ADC
- Sivir(シヴィア):範囲攻撃とスキルを無効化できる能力を持っています。敵のエンゲージをスペルシールドで防ぎながら、味方の追撃や逃げるための行動をサポートすることができます。
- Vayne(ヴェイン):敵のエンゲージを凌ぐ能力が高い特徴があります。タンブル(Q)で回避しつつ、パニッシュメント(E)でピールすることも可能です。
- Ezreal(エズリアル):機動力がとても高く、遠距離から安全にダメージを与えることができます。アーケインシフト(E)で敵のエンゲージを上手くかわしながら、ミスティックショット(Q)で反撃できます。
サポート
- Janna(ジャンナ):味方を守る能力がとても高いので敵のエンゲージを阻止することができます。ノックアップやヒールで味方を守りながら敵の動きを止められます。
- Thresh(スレッシュ):味方を守りつつ、敵を捕まえることができるCCを持っています。ランタンで味方を逃がしながら絶望の鎖(E)や死の宣告(Q)で敵の動きを止めることが出来ます。
- Braum(ブラウム):味方を守る強力なシールドを持っているので、エンゲージを阻止することが可能です。防御スキルで味方を守りながらノックアップで敵を妨害することが可能です。
カウンターエンゲージ構成の対処方法、カウンター
カウンターエンゲージ構成に対処するには、以下のような方法が有効です。
ポークでダメージを与える
カウンターエンゲージ構成のチャンピオンはある程度ダメージを受けたらエンゲージを躊躇するようになります。
なので遠距離からポークでダメージを与えて、敵のHPを削っておくことが大切になってきます。敵のHPが減っていれば、たとえカウンターエンゲージされても、こちらが有利に戦闘を進めることができます。
スプリットプッシュを行う
カウンターエンゲージ構成は集団戦に特化していることから、スプリットプッシュへの対処がとても苦手です。
この事から、サイドレーンに強いチャンピオンを送り込んで、スプリットプッシュを行うことが効果的になります。敵チームがサイドレーンに対処するために分散してくれれば、カウンターエンゲージの機会が減ることになります。
ピックを取る(孤立している敵を狙う)
カウンターエンゲージ構成のチャンピオンは、集団で行動することを前提としています。という事で、敵チームが分散している隙を狙ってピックを取ることが効果的となります。
特に敵のキャリーが単独で行動している時は、積極的にピックを狙っていきましょう。敵のキャリーを早めに倒せば、カウンターエンゲージされても相手のダメージが足りなくなりやり返されずに済みます。
まとめ
カウンターエンゲージ構成は敵の攻撃を待ち構えて、隙をついて反撃することに特化したチーム構成です。守備力が高く、集団戦に強いのが特徴ですがスプリットプッシュやゲームの序盤では弱いという弱点もあります。
記事のポイントをまとめると以下のようになります。
- カウンターエンゲージ構成は、敵の攻撃を耐えつつ、隙を突いて反撃するのが得意
- CCや範囲攻撃を持つチャンピオンが適している
- 守備力が高く、集団戦に強いのがメリット
- 敵のエンゲージが必須であり、スプリットプッシュや序盤が弱いのがデメリット
- ポーク、スプリットプッシュ、ピックなどで対処可能
簡単に言うと、カウンターエンゲージ構成は敵の攻撃を受け止めつつ、的確に反撃できる強力なチーム編成である一方、万能ではなく弱点もあるということです。
敵チームの戦術に合わせてうまく対処することが勝利への鍵となるでしょう。
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