【LoL】ファーム(Farm)とは 意味や方法の解説【用語】

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この記事では、League of Legends(LoL)のファームの意味と効果的な方法を詳しく解説していきます。適切なファーミング技術を身につけることで、ゴールドと経験値の獲得がとても上達してアイテムの購入やレベルアップが加速します。

その結果、レーンでのアドバンテージを確立し、ゲーム全体の流れをコントロールできるようになります。ラストヒットの基本テクニックから、タワー下でのCS取得、ウェーブ管理まで、段階的に学べる内容となっています。

さらに、チャンピオン固有のファーミング方法や、中盤から終盤にかけてのマップ全体を見据えたCS獲得の考え方も紹介します。

こういった技術を習得することで、安定したゴールド獲得が可能となり、チームの勝利に大きく貢献できるようになります。

ファーミングを軽視すると、アイテム面で相手よりも劣勢になってしまいゲームの主導権を握れなくなってしまいます。

この記事を通してファーム(Farm)に関する知識をつけてしっかり理解してゲームを楽しみましょう。

目次

ファーム、ファーミングとは

League of Legendsにおいて、ファームは試合の勝敗を左右する大事な要素の1つとなっています。

ファーム(ファーミング)とは、主にミニオンやモンスターを倒して経験値とゴールドを獲得する行為のことを言います

この基本的なゲームの仕組みは、チャンピオンの成長と装備の強化に直結することから、プレイヤーのスキルを測る大事な基準となっています。

ファームが重要な理由

ゴールドと経験値の獲得

ファーミングの最もわかりやすいメリットは、ゴールドと経験値の獲得です。

ミニオンを倒すことで得られるゴールドはチャンピオンの成長に必要になってきます。1ウェーブのミニオンで平均125ゴールドが得られ、これは約3ウェーブで1キル分のゴールドに相当します。

なので、効率的なファームを行えば、キルを取らなくても大きな経済的アドバンテージを築くことができることになります。

アイテムのアドバンテージ

ファームで得たゴールドは、強力なアイテムの購入に使用することができます。

例を挙げるとADCが1400ゴールドでヌーンクィヴァーを購入できれば、875ゴールドしかないピッケルを持つ相手よりも大きなダメージ出力が可能になります。

このような小さなアドバンテージがオブジェクトの獲得につながり、ゲームを有利に進められます。

レーンの支配力

効果的なファーミングは、レーンの支配力にも直結します。相手よりも多くのCSを取ることで、経験値でもリードでき、レベル差をつけることができます。

こうなると有利なダメージトレードや、より強力なスキルの使用が可能になってレーンでのアドバンテージを確立できます。

ウェーブ管理とマッププレッシャー

上手なファーミングはウェーブ管理とも密接に関連しています。適切なウェーブ管理により、安全にファームできるだけでなく、相手のCSをロストさせたり、有利なタイミングでローミングしたりすることができます。

これはマップ全体へのプレッシャーにもつながり、チームの勝利に大きく貢献します。

効率的にファームする方法

適切なファーミングは、ゴールドと経験値の獲得を最大化してアイテムの購入やレベルアップを加速させます。

以下に効率的なファーミング方法について詳しく解説します。

基本的なラストヒット(CS)のテクニック

効率的なファーミングの基礎は、ラストヒット(CS)のタイミングを完璧に合わせることです。これには練習が必要ですが、以下のポイントに注意しましょう。

  • チャンピオンの通常攻撃のアニメーションとダメージを把握する
  • ミニオンの体力バーをよく観察してラストヒットのタイミングを見極める
  • 遠距離チャンピオンの場合は攻撃が飛んでいく時間も考慮する
  • 味方ミニオンの攻撃パターンを読んで体力の減り方を予測する

ラストヒットの練習には、カスタムゲームやプラクティスツールを活用しましょう。アイテムなしでCSを取る練習をすることによってより難しい状況下でのスキルが身につきます。

タワー下でのファーミング

タワー下でのファームは特に難しいですが、以下のルールを覚えておくと効率が上がります。

  • 近接ミニオンはタワーの攻撃2回+自チャンピオンの攻撃1回
  • 遠距離ミニオンはタワーの攻撃1回+自チャンピオンの攻撃2回
  • 大砲ミニオンはタワーの攻撃7回+自チャンピオンの攻撃数回

タワー下ではミニオンの体力を事前に調整することが必要になります。サポートプレイヤーは、ADCのファーミングを手伝うために遠距離ミニオンを1回攻撃しておくと良いでしょう

上記のルールはほとんどの場合はゲーム序盤のときです。アイテムを購入して通常攻撃やスキルのダメージが上がるとその値に応じて変動します。

ウェーブ管理

効率的なファーミングには、ウェーブ管理のスキルも欠かせません。以下の点に注意しましょう。

  • フリーズ「味方タワー前でミニオンの数を一定に保ち、安全にCSを取る」
  • スロープッシュ「味方ミニオンを相手のミニオンより少し多めに残し、徐々に敵タワーに押し込む」
  • ファストプッシュ「素早くミニオンを倒し、敵タワーにダメージを与える」

状況に応じて適切なウェーブ管理を行うことで、より多くのCSを安全に取ることができます

チャンピオン固有のファーミングテクニック

チャンピオンによっては、特定のスキルを使ってファーミングを効率化できます。

  • アニーのQスキル(ファイアボール)でミニオンを倒すとマナが回復し、クールダウンが短縮される
  • マルザハールのEスキル(虚性侵蝕)で複数のミニオンにダメージを与えて効率的にウェーブを押せる
  • フィズなどの通常攻撃リセットスキルを持つチャンピオンは、素早く2回攻撃できる

チャンピオンの特性を理解してスキルを効果的に活用することによってファーミングの効率が大幅に向上します

マルチタスクとマップ認識

効率的なファーミングにはCSを取りながら他の要素にも注意をする能力が必要になります。

  • 敵チャンピオンの動きをしっかりとみて、ハラスや攻撃に備える
  • ミニマップを定期的にチェックしてジャングラーのガンクに警戒する
  • 味方チャンピオンの動きを把握して必要に応じてローミングやオブジェクトの取り合いに参加する

上記のようなマルチタスクスキルを磨くことで、CSを取りながらも試合全体に貢献できるようになります

中盤から終盤のファーミング

試合が進むにつれ、ファーミングのパターンも変化します。

  • サイドレーンの大きなウェーブを逃さず処理する
  • 安全な範囲で敵ジャングルのモンスターを狩る
  • 味方ジャングラーの許可を得て、味方ジャングルのモンスターを取る

中盤から終盤は、マップ全体を見渡してCSの機会を見つけることが大切になります。注意したいのはチームファイトやオブジェクトに関わる戦闘のタイミングを逃さないようにしなければなりません

味方がオブジェクトに関与する戦闘を行っているときに寄らずにファームして相手にオブジェクトを取られたり味方が倒されるとチーム全体でみるとマイナスになる場合があります。

味方に寄るかファームを優先するかの判断は状況によってかわりますしとても判断が難しく正解がないので試合経験を積み重ねて感覚を研ぎ澄ますしかありません。

継続的な練習と目標を設定する

ファーミングスキルの上達には継続的な練習が欠かせません。以下のような目標を設定して段階的に取り組むと良いでしょう。

  1. カスタムゲームかプラクティスツールで10分間に80CS(1分あたり8CS)を目指す
  2. 実際の対人戦で10分間に70CS以上を安定して取れるようになる
  3. 試合全体を通して1分あたり7-8CSのペースを維持する

プロプレイヤーのような10CS/分は非現実的ですが、8CS/分程度なら十分に達成可能な目標です。

まとめ

League of Legends(LoL)では、ファーミングが試合の勝敗を大きく左右する大事な要素です。以下に、ファーミングに関する主なポイントをまとめました。

  • ゴールドと経験値の獲得により、チャンピオンの成長とアイテム購入が可能
  • レーンでのアドバンテージ確立とマッププレッシャーをつくる
  • 効果的なウェーブ管理による安全なCSの確保

効率的にファームするためには、以下の点に注意が必要です。

  • ラストヒットのタイミングを正確に合わせる練習
  • タワー下でのCSをとるテクニックの習得
  • チャンピオン固有のスキルを活用したファーミング
  • マルチタスクとマップ認識の向上

さらに、中盤から終盤にかけては、サイドレーンの大きなウェーブ処理や敵ジャングルの活用など、マップ全体を見渡してCSの機会を逃さないことが大事になります。

ファーミングスキルの上達には継続的な練習が必要で、段階的な目標設定が効果的です。10分間で70CS以上を安定して取れるようになることや、試合全体を通して1分あたり7-8CSのペースを維持することなどが挙げられます。

結論として、ファーミングは単なるミニオン処理ではなく、ゲームの勝利に直結する重要なスキルです。効果的なファーミングを習得することによって個人の成長だけでなく、チーム全体の勝利に大きく貢献できるのです。

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