MENU

【LoL】重症(Grievous Wounds)とは 意味の解説【用語】

  • URLをコピーしました!

この記事では、League of Legends(LoL)での重症の意味、仕組みや効果的な使用方法、注意点までを詳しく解説していきます。

重症はエイトロックスやソラカなどの回復特化チャンピオンに対抗するための大事な手段となり、ゲームバランスを保つ鍵となっています。

チャンピオンのスキル、アイテム、サモナースペルなど、様々な方法で重症を適用できることを学べば、より戦略的なプレイが可能になります。

適切なタイミングでの重症アイテムの購入や、チーム全体での役割分担など、具体的な活用法を身につけることで、勝率が上がっていくでしょう。

この記事を読まずにプレイを続けると、回復力の高い相手に好き勝手にされ続ける可能性があります。この記事を通して重症に関する知識をつけてしっかり理解しておきましょう。

目次

重症とは

重症はリーグ・オブ・レジェンド(LoL)においてとても重要な要素の1つとなっています。これは、チャンピオンの回復効果を減少させるデバフ効果のことを言います

具体的には重症が適用されたユニットは、受ける回復効果や体力再生効果が40%します。この効果は自己回復だけでではなく、味方からの回復効果にも適用されます。

重症はゲーム内で過剰な回復を抑えるための重要なバランス調整システムとして機能しています。特に、エイトロックス、ブラッドミア、ソラカなどの回復能力が高いチャンピオンに対抗するために必要な手段となっています。

重症は回復阻害などと言われることもあります。

重症効果を与えるもの

重症は、様々な方法で適用することができます。主な発動源は以下の3つです。

  1. チャンピオンのスキル
  2. アイテム
  3. サモナースペル

それぞれについて詳しく見ていきましょう。

チャンピオンのスキル

  • カタリナのR(デス・ロータス)
  • クレッドのQ(トラバサミロープ)
  • シンジドのR(狂人のポーション)発動中のQ(毒の軌跡)
  • ヴァルスのE(滅びの矢雨)

これらのチャンピオンは、重症を適用するためのアイテムを購入しなくても、回復効果を抑制する能力を持っているため、特定の状況下ではとても強力な選択肢となります

アイテム

重症効果を与えるアイテムはゲーム内で一番主流な発動源となります。これらのアイテムは様々な役割のチャンピオンが使用できるように設計されています。

素材アイテム

  • ブランブルベスト(合計800G)
  • 忘却のオーブ(合計800G)
  • エクスキューショナーコーリング(合計800G)

相手チャンピオンの回復力が高い場合はこの素材アイテムだけを最初に買っておくことが多いです。

完成系アイテム

  • ソーンメイル(合計2700G)
  • モレロノミコン(合計2200G)
  • ケミパンクチェーンソード(合計2800G)
  • モータルリマインダー(合計3000G)

サモナースペル

  • イグナイト

重症効果を与えるサモナースペルはイグナイトのみで、指定した対象にダメージを与える効果もあります。

重症を効果的に使う方法

回復能力の高いチャンピオンに対して早めに購入する

エイトロックス、ブラッドミア、ソラカなどの回復能力が高いチャンピオンに対しては、レーン戦の早い段階で重症アイテムを購入することが効果的となります。

これによって相手の回復能力を少なくさせることが出来るので、有利な状況を作り出すことができます。

チームの状況に応じて適切なアイテムを選択する

重症を与えるアイテムは複数存在するので、自分のチャンピオンの役割や相手チームの構成に応じて、最適なアイテムを選択することが大切です。

例を挙げるとADCならモータルリマインダー、APCならモレロノミコン。タンクならソーンメイルが適していることが多いでしょう。

継続的なダメージを与えるチャンピオンに持たせる(モレロノミコン)

モレロノミコンは相手に魔法ダメージを与えたときに重症を与えて、効果は3秒間持続することから、継続的にダメージを与えられるチャンピオンに持たせると効果的となります。

例えばDoT(継続ダメージ)スキルを持つカシオペアや、頻繁にスキルを使用できるメイジなどが適しています。

チーム全体で重症の役割分担を行う

1人のプレイヤーだけが重症アイテムを持つのではなく、チーム全体で役割分担をすることが効果的となります。

例を挙げると、サポートがモレロノミコンを、ADCがモータルリマインダーを持つなど、複数の発動源を確保することによって、より確実に重症を適用できます。

回復を受けるチャンピオンに適用する

重症は回復を与えるチャンピオンではなく、回復を受けるチャンピオンに適用する必要があります。

例えばソラカに対して重症を適用しても、ソラカが味方に与える回復効果は減少しません。なので回復を受けるチャンピオンに効果を与える必要があります。

重症アイテムの注意すべき点

効果の重複に注意する

重症の効果は重複しません。なので複数回重症を与えても、効果時間が更新されるだけで回復が阻害される量は変わらず、効果時間も伸びていくことはありません。

戦闘外での回復には効果がない

重症は戦闘中の回復にのみ効果があります。ガレンやタム・ケンチのような、戦闘外で回復するチャンピオンに対しては、効果が限定的であることは覚えておく必要があります。

レーン戦での早期購入には慎重に

レーン戦の早い段階で重症アイテムを購入すると、他の大事なアイテムの購入が遅れる可能性があります。相手の回復能力と自分のチャンピオンの強さを考慮して、適切なタイミングで購入することが大切になります。

チャンピオンの特性を考える

例を挙げると、ソーンメイルはオートアタックをせざるを得ないチャンピオン(主にADC)に対しては効果的ですが、それ以外のチャンピオンに対しては効果が限定的です。

相手のチャンピオンの特性をしっかり考えて、適切な重症アイテムを選択することが必要になります。

重症によるゲームバランスへの影響

特定のチャンピオンの存在価値を低下させる

ドクター・ムンド、ソラカなどの回復能力に大きく依存するチャンピオンは重症によって著しく弱体化される可能性があります。

こういったチャンピオンは重症が存在しない状況ではやりすぎなほど強力になってしまうことから、バランス調整が難しくなっています。

アイテムビルドの多様性を制限する

回復能力の高いチャンピオンが存在する場合、重症アイテムの購入が半ば強制的になってしまうので、他のアイテムビルドの選択肢が制限される可能性があります。

ゲームの複雑性を増加させる

重症の存在によってプレイヤーは常に回復効果の減少を意識しながらプレイする必要があります。これは、特に新規プレイヤーにとっては理解が難しい要素となる可能性があります。

バランス調整の難しさ

開発者は重症が存在する状況と存在しない状況の両方を考慮してチャンピオンやアイテムのバランス調整を行う必要があります。これはゲームバランスの維持をより複雑にする要因となっています。

これらの事柄に対して一部のプレイヤーからは、重症アイテムを削除してその代わりに回復システム全体を再調整するべきだという提案もなされています。

とは言っても、このような大規模な変更はゲーム全体のバランスに大きな影響を与える可能性があるので、慎重な検討が必要になりますね。

まとめ

  • 回復能力の高いチャンピオンに対抗するための重要な手段
  • チャンピオンのスキル、アイテム、サモナースペルで発動可能
  • 効果的な使用には適切なタイミングと役割分担が必要
  • 回復を受けるチャンピオンに適用することが必要
  • 効果は重複せず、戦闘外の回復には影響しない

重症はゲームバランスに大きな影響を与えています。回復に依存するチャンピオンの存在価値を低下させる一方で、アイテムビルドの多様性を制限する可能性があります。

そしてゲームの複雑性を増加させてバランス調整をより難しくしています。結論として重症はLoLにおいて過剰な回復を抑制し、ゲームバランスを維持するための重要なシステムです。

しかしその存在はゲームプレイに大きな影響を与え、一部のプレイヤーからは回復システム全体の再調整を求める声もあります。

重症の効果的な使用と理解は、ゲームの戦略性を高めてより深いプレイ体験につながります。今後も開発者はゲームバランスの維持と重症システムの調整に注力していくことでしょう。

  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次