この記事では、League of Legends(LoL)のイニシエートの意味や重要性、方法、ベストなタイミングについて詳しく解説していきます。
イニシエートに適したチャンピオンの特徴や具体例も紹介するので、あなたのイニシエートスキルは飛躍的に向上するはずです。
正しいイニシエートができるようになれば試合の流れを自分で作ることができ、勝率アップすること間違いなしです!
ぜひこの機会にイニシエートについて理解を深め、実践で活かしていきましょう。
イニシエートができないままでは味方に迷惑をかけてしまいゲームを不利な状態で進めてしまう可能性が高くなってしまいます。
イニシエート(initiate)とは
イニシエートとは、League of Legendsにおいて集団戦(チームファイト)を開始することを言います。敵チームに飛び込んで戦闘を始めたり、スキルを使って敵を捕らえて戦闘のきっかけを作ることがイニシエートにあたります。
イニシエートは英語の “initiate” が語源で、「始める」「きっかけを作る」といった意味があります。ゲーム用語としては「戦闘を仕掛ける」というニュアンスで使われることが多いです。
イニシエート(initiate)とエンゲージ(engage)の違い
イニシエートと似た言葉にエンゲージ(engage)がありますが、ほぼ同じ意味で使われています。イニシエートのほうが少し広い意味があり、戦闘を始めるだけでなく、有利な状況を作り出すことも指します。
イニシエートが重要な理由
イニシエートは試合の流れを大きく左右する重要な要素となります。うまくイニシエートができれば数的優位な状況で戦闘を始められ、勝利に近づくことができますが逆に失敗すれば不利な状況に追い込まれてしまいます。
イニシエートで大切なのは、タイミングとターゲット選びです。敵の位置や体力、味方の準備状況などを見極めて、1番良いタイミングでイニシエートを仕掛ける必要があります。
そして敵の中でも脅威となるキャリーを集中攻撃するなど、適切なターゲットを選ぶことも大切です。イニシエートに長けたチャンピオンを編成に入れることで、チームとして戦闘を優位に進められます。
イニシエートがうまくいくかどうかが試合結果に直結するので、イニシエートの上手いプレイヤーはチームから重宝されます。ソロキューでもイニシエートができるチャンピオンを使うと、自分の力で試合を動かしやすくなります。
味方の動きが読めない場面でも、自らイニシエートを決めることでチームを勝利に導ける可能性が高くなります。イニシエートは上達すべき重要なスキルの1つだと言えるでしょう。
イニシエートに適したチャンピオン
イニシエートに適しているのは、敵に飛び込んでいけるスキルや複数の敵を捕らえるCCスキルを持つチャンピオンです。代表的なのは以下のようなチャンピオンです。
- マルファイト(Malphite) – アルティメットで敵チームに突進し、範囲内の敵をノックアップします
- アムム(Amumu) – Qスキルで敵に飛びつき、アルティメットで周囲の敵を動けなくします
- ジャーヴァンⅣ(Jarvan IV) – EQコンボで敵に突進し、アルティメットで敵を閉じ込めることができます
- オラフ(Olaf) – アルティメットで CC耐性を得て、敵に突っ込んでいけます
- ノーチラス(Nautilus) – Qスキルで敵に引っ掛けて接近しすることでさらに追加で複数のCCを当てられます
- セジュアニ(Sejuani) – Qスキルで敵に突進し、アルティメットで広範囲のCCを撒けます
- レオナ(Leona) – Eスキルで敵に飛びつき、QとRのCCで長時間敵チャンピオンを身動きできなくします
- ザック(Zac) – Eスキルで遠距離から敵に飛び込み、範囲CCを当てることが可能です
これらのチャンピオンは単独でイニシエートを成功させるポテンシャルがあります。敵チームに突っ込んで集団戦のきっかけを作ることが出来るので採用されやすいです。
それだけでなくイニシエートを助ける役割のチャンピオンもいます。例えばオリアナ(Orianna)は、味方を強化するスキルがあるのでイニシエートをサポートすることが可能です。
ブラウム(Braum)やタム・ケンチ(Tahm Kench)は、味方を守りながら敵の動きを止めたりできます。イニシエートに長けたチャンピオンとそれをサポートするチャンピオンをうまく組み合わせることによって、チームの戦力を最大限に引き出せます。
自分の役割とチャンピオンプールを考えて、味方チームにどうやったら貢献できるか意識していきましょう。
イニシエートの方法
イニシエートを成功させるには、前提条件として敵の位置を把握することが必要になってきます。敵が固まっている場所や、孤立している敵チャンピオンを見つけましょう。
そこに対して以下のようなイニシエートを仕掛けていきます。
突進スキルで接近する
マルファイトやジャーヴァンⅣのように、ギャップクローザー(突進スキル)を使って一気に敵に接近します。複数の敵を巻き込めるポイントを狙うのが理想となります。
遠距離からCCを当てる
ノーチラスやセジュアニなど、遠距離からCCを当てられるチャンピオンを使っている場合は少し離れた位置からイニシエートを狙えます。狙ったターゲットにCCを確実に当てましょう。
隠れてからイニシエート
ザックのように壁越しやブッシュの中から不意をついてイニシエートするのも効果的です。敵のワードを破壊しつつ、味方と連携して奇襲を仕掛けて行きましょう。
味方の攻めに合わせる
味方が敵チームに向かって攻めているときに、一緒に前に出てイニシエートするのもいい機会です。味方の位置を見ながらエンゲージに転じましょう。
イニシエートの方法まとめ
これらの方法を状況に合わせて使い分けることがイニシエートの基本になってきます。敵の動きをよく観察して、ベストな状況をを見極めましょう。
そして、イニシエートを決める前に必ず味方の位置も確認しましょう。1人で単独行動をして返り討ちにあってしまったら元も子もありません。
味方が追いつける範囲でイニシエートし、集団戦を優位に運びましょう。
注意点としてイニシエートを躊躇しすぎるのもよくありません。タイミングを逸してしまったら、チャンスを逃してしまいます。
ある程度の勘も必要になってくるので、経験を積み重ねて体で覚えていきましょう。失敗もたくさんするかもしれませんがそれで問題ありません。
同じ失敗を繰り返さないように、失敗から学んで上達していきましょう。
イニシエートのタイミング
イニシエートのタイミングについて詳しく解説していきます。状況によって変わってはきますが、以下のようなタイミングが狙い目だと覚えておきましょう。
敵が固まっている
敵チームが1か所に固まっている状況というのはイニシエートが狙えるチャンスです。範囲スキルで複数の敵を巻き込むことが出来れば一気に敵チームを崩壊させることが可能です。
敵が味方から離れている
味方から離れている敵チャンピオンは、集団から切り離しやすいです。数的有利を作れるので、積極的にイニシエートを狙っていきましょう。
しかし相手がテレポートを持っているかどうかは確認する必要があります。人数有利と思って仕掛けたら孤立していた相手がテレポートしてきて返り討ちに合うことが良くあります。
敵のサモナースペルがない
敵のフラッシュやクレンズなどのサモナースペルがない状態は、CCを避けられる可能性が低くなります。スペルの残り時間を意識して、イニシエートのチャンスを伺いましょう。
敵のアルティメットスキルがない
敵のアルティメットスキルを使い切らせた直後もイニシエートに最適のタイミングとなります。重要なスキルを持たない敵は反撃する手段が少ないので一方的に攻めることが出来ます。
味方が揃っている
味方が1か所に集まっている状態は、イニシエート後のフォローがしやすくなります。味方の位置を確認して、全員で一斉に戦闘に参加できるようにしましょう。
有利な状況の時
キルスコアやゴールドで有利な場面だった場合は、さらに差を広げて有利になるためにもイニシエートで仕掛けていくのが基本です。
ですが、不利な状況では無理にイニシエートしないで敵の隙を慎重に狙いましょう。
オブジェクトを獲得するため
バロンやドラゴンの取り合い、タワーを破壊できるタイミングなど、オブジェクトを獲得するためにイニシエートが必要になる場面は多々あります。味方と連携を取って、ゲームを優位に進められるイニシエートを心掛けましょう。
以上のようなタイミングを見極められれば、質の高いイニシエートができるはずです。
ですが、状況はゲームごとに変わってくるので柔軟に対応することが必要になってきます。大体の目安として覚えつつ、その都度ベストな選択をする力を養っていきましょう。
まとめ
LoLにおけるイニシエートについて詳しく解説してきました。チームファイトの流れを作るイニシエートは、ゲームの勝敗を大きく左右する大切な要素となっています。
自分に合ったイニシエートチャンピオンを見つけて、たくさん実戦で使ってみましょう。味方の動きを見ながら、ベストなタイミングでエンゲージを決める練習を積むことが上達への近道になるはずです。
イニシエートは奥が深いので簡単にマスターできるものではありません。失敗も恐れずにチャレンジし、反省点をどんどん次に生かしていく考え方が大切になってきます。
時間をかけて少しずつでも上手くなれば、LoLがさらに面白くなるに違いありません。引き続き練習を重ねて、LoLを存分に楽しんでください!
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