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【LoL】シージ(Siege)とは 意味や戦術の解説【用語】

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この記事では、League of Legends(LoL)のシージ(Siege)の意味、戦術のポイントやメリット、デメリットなどを詳しく解説していきます。

シージ戦術を理解して適切に実行することで、あなたのゲームプレイは大きく変わります。長射程チャンピオンの活用法、ポジショニングのコツ、ウェーブコントロールの重要性など、勝利に直結する情報が満載です。

なぜシージ戦術が効果的なのか、その理由や根拠も明確に示しています。安全な距離からの攻撃、マップコントロールの強化、敵リソースの消耗など、シージ戦術のメリットを理解することで、あなたの戦略の幅が広がります。

この記事を読んだ後、あなたはより戦略的なプレイヤーへと成長するでしょう。チームの勝率向上はもちろん、ランクの上昇も期待できます。

そんな中、この情報を知らずにプレイを続けると、敵のシージ戦術に翻弄されて苦戦を強いられる可能性があります。

この記事を通してシージ(Siege)に関する知識をつけてしっかり理解してゲームを楽しみましょう。

目次

シージ(siege)とは

シージとはLeague of Legendsにおいて敵のタワーや拠点を長距離から攻撃し、徐々に崩していく戦術のことを言います。

主に長射程のチャンピオンを使って、敵に直接接触することなく、安全な距離から継続的にダメージを与えていきます

シージ戦術の主な目的は以下の通りです。

  1. 敵のタワーや拠点を破壊する
  2. 敵チームを徐々に削り、有利な状況を作り出す
  3. マップコントロールを獲得する

シージは直接的な戦闘を避けながら、じわじわと有利を築いていく戦略的な行動となります。正しく実行できれば、敵チームに大きなプレッシャーをかけることができます。

シージ戦術のポイント

シージ戦術を成功させるためには、以下のポイントに注意する必要があります。

ポジショニング

安全な距離を保ちながら、敵タワーや敵チャンピオンに攻撃を加えることが必要になってきます。味方のタンクやサポートの後ろに位置取りし、敵の反撃を避けましょう。

ウェーブコントロール

ミニオンウェーブを適切にコントロールして常に敵タワーに圧力をかけ続けることが大切です。サイドレーンのウェーブも管理し、有利な状況を作り出しましょう。

ビジョンコントロール

敵ジャングルや周辺エリアにワードを置き、敵の動きを把握することが大事となります。こうすることで、安全にシージを続けることが可能になります。

忍耐強さ

シージは時間のかかる戦術なので焦らずに、徐々にアドバンテージを築いていくことが大切です。

スキルショットの精度

長距離攻撃の多くはスキルショットです。これを確実に当てることによって、効果的なシージが出来ると言えます。

ディスエンゲージ

敵チームが一斉に攻めてきた場合、適切にディスエンゲージして安全な位置に下がることが必要になります。

これらの要素を正しく行動することが出来れば、シージ戦術の効果を最大限に引き出すことができます。

シージ構成の例

効果的なシージ構成の一例を紹介します。

  • トップ: Jayce (ジェイス)
  • ジャングル: Poppy (ポッピー)
  • ミッド: Anivia (アニビア)
  • ADC: Caitlyn (ケイトリン)
  • サポート: Lux (ラックス)

この構成では、各チャンピオンが以下の役割を果たします。

  • Jayce: 長距離ポークダメージと味方へのムーブメントスピードバフ
  • Poppy: 敵のエンゲージを阻止し、ディスエンゲージをサポート
  • Anivia: 強力なウェーブクリアとゾーンコントロール
  • Caitlyn: 長射程の安定したDPSと敵の動きを制限するトラップ
  • Lux: 長距離ポークダメージとCCによるサポート

こんな感じの構成を組むことで、効果的なシージを展開することができます。

シージ戦術のメリットとデメリット

メリット

長距離からの攻撃が可能

シージ戦術の最大のメリットは敵チームに対して長距離から攻撃を仕掛けられることです。ゼラスやジグスなどのチャンピオンは、タワーの射程外から敵を攻撃できるため、安全に敵の体力を削ることができます

この戦術により、敵チームは常に圧力にさらされて防御側は苦しい立場に追い込まれます。

オブジェクトの攻略が簡単

シージ戦術はタワーやドラゴンなどのオブジェクトを攻略するのにとても効果的となります。

長距離攻撃能力を持つチャンピオンは、敵チームを押し返しながら、同時にオブジェクトにダメージを与えることができます

例えば、トリスターナやジグスは、スキルの能力を使ってタワーに大きなダメージを与えることができます。

マップコントロールの強化

シージ戦術を採用するチームはマップ全体をコントロールしやすくなります。敵チームを一つのレーンに押し込むことが出来れば、他のレーンでの有利を確保しやすくなります

こうなると敵チームは常に後手に回り、マップ全体での圧力に苦しむことになります。

チームファイトを回避できる

シージ戦術の大きなメリットの1つは、直接的なチームファイトを回避できることです

シージ構成は敵チームと正面から衝突することなく、長距離から少しずつ削っていくことができます。

これによってリスクを最小限に抑えながら、徐々に有利を築くことが可能になります。

敵チームのリソース消耗

シージ戦術は敵チームのリソースを効果的に消耗させることができます。

長距離からの継続的な攻撃によって敵チームは常にヒールやシールドを使用せざるを得なくなり、マナや重要なスキルをクールダウン状態にすることができます。

こうなれば敵チームの戦闘能力が徐々に低下していくことになります。

デメリット

実行の難しさ

シージ戦術は実行が非常に難しい戦術の一つです。全てのスキルショットを正確に当てる必要があり、チーム全体の連携も必要です。

さらに、敵の攻撃を適切なタイミングで回避する必要もあります。これらの要素が揃わないと、シージ戦術の効果は大きく低下してしまいます。

エンゲージに弱い

シージ構成はエンゲージにとても弱いというデメリットがあります。リサンドラやジャーバン IV、ヴァイなどの強力なエンゲージ能力を持つチャンピオンは、シージラインの後方に潜り込み、重要なキャリーを倒すことができます。

こうなってしまったら、シージ戦術全体が崩壊してしまう可能性があります。

ゲームの序盤が弱い

多くのシージチャンピオンは、ゲーム序盤での戦闘力が弱い傾向にあります。基本的に、アイテムや経験値を必要とするので、早期のゲーム展開で不利になりやすいです。

この弱点を敵チームに突かれると、ゲームの主導権を失ってしまうことになってしまいます。

チームファイトが弱い

シージ構成は正面からのチームファイトに弱い傾向があります。多くのシージチャンピオンは、近接戦闘での生存能力が低く、一度エンゲージされてしまうと簡単に倒されてしまいます。

なのでチームファイトを強制されると、不利な状況に陥りやすいです。

カウンターピックに弱い

シージ戦術は特定のカウンターピックにものすごくに弱いというデメリットがあります。例えば、高い機動力と単体ターゲットへの高ダメージを持つアサシンタイプのチャンピオンは、シージラインを突破してキャリーを倒すことができます。

こうなると、シージ戦術の効果が大きく低下してしまいます。

シージ戦術の対策方法

強力なエンゲージ能力を持つチャンピオンを選択する

シージ戦術に対抗する最も効果的な方法の1つは、強力なエンゲージ能力を持つチャンピオンを選択することになります。

例えば、マルファイト、リーシン、ザック、レオナなどのチャンピオンは、敵チームが集まっているときに一気に戦闘を仕掛けることができます。

これによって敵チームのフォーメーションを崩してシージ戦術を無効化することができます。

素早くウェーブクリアできるチャンピオンを使用する

シージ戦術に対抗するもう1つの退治な要素は、高速でミニオンウェーブをクリアする能力です。

ジグス、アニビア、ビクター、シンドラなどのチャンピオンは、敵チームがタワーを攻撃する前にミニオンウェーブを素早く処理することができます。

こうすれば敵チームがタワーを攻撃する機会を減らすことが可能となります。

視界の確保

シージ戦術に対抗するためには、正しいな視界の確保が必要です。敵チームの動きを把握してシージの準備を事前に察知することが大事です。

ジャングルの入り口や主要な経路にワードを設置し、敵の動きを常に監視しましょう。他にもオラクルレンズを使用して、敵のワードを除去することも大切です

スプリットプッシュ戦術の活用

シージ戦術に対抗する効果的な方法の1つは、スプリットプッシュ戦術を活用することになります。敵チームが1つのレーンに集中している間に、別のレーンでプッシュを行うことで、敵チームに圧力をかけることができます。

こうすると、敵チームはシージを続けるか、スプリットプッシュに対応するかの選択を迫られることになります

サステイン能力の高いチャンピオンの選択

シージ戦術は長期戦になりがちです。なので、サステイン能力の高いチャンピオンを選択することが効果的です。

ソラカ、ソナ、ナミなどのヒーラーサポートや、ブラッドミア、エイトロックスなどの自己回復能力の高いチャンピオンは、長期戦で有利に立つことができます

フランキング戦術の活用

敵チームがシージを行っている間、側面や後方から攻撃を仕掛けるフランキング戦術も効果的となります。

例えばヘカリムやイブリン、ザックなどのチャンピオンは、敵の後方に素早く侵入し、キャリーを狙うことができます

適切なタイミングでの反撃

シージ戦術に対抗する際は、適切なタイミングで反撃することが大事になってきます。敵チームの重要なスキルが使用された直後や、敵チームの陣形が乱れたときが反撃のチャンスです。

チームで連携を取り、一斉に攻撃を仕掛けることが必要になります。

オブジェクトコントロール

シージ戦術に対抗するためには、マップ全体のオブジェクトコントロールも大切です。

ドラゴンやバロンなどの中立モンスターをしっかりと獲得することで、敵チームのシージ能力を弱めることができます。

さらにこれらのバフを活用することで、味方チームの防御力や戦闘力を高めることができます

チーム構成の最適化

シージ戦術に対抗するためには、チーム構成を最適化することも大事となります。

例を挙げると、タンク、サステイン、ウェーブクリア、エンゲージ能力のバランスが取れたチーム構成を組むことで、シージ戦術に対していろいろなパターンで対応することが可能になります

シージ戦術の歴史

初期のLoLでは、シージ戦術はそれほど洗練されていませんでした。プレイヤーは単純に敵タワーを攻撃し、ミニオンウェーブを押し込むだけでした。

しかし、ゲームが進化するにつれてより複雑で戦略的なシージ戦術が登場しました。

2013年ごろ

2013年頃から、「1-3-1」や「4-1」といったスプリットプッシュ戦術が人気を集めるようになりました。これらの戦術はチームを分散させて複数のレーンを同時に押すことで、敵チームに圧力をかけるものです。

特に強力なデュエリストチャンピオンを側面レーンに配置してメインの戦力を中央に集中させる戦略が効果的でした。

2015年

2015年にはキャノンミニオンの重要性が増しました。キャノンミニオンは3ウェーブに1回スポーンする特殊なミニオンで、タワーに対して高いダメージを与えることができます。

プレイヤーはこのキャノンミニオンを守りながら押し込むことで、より効果的にタワーを攻略できるようになりました。

2016年

2016年には、「Rift Herald」(リフトヘラルド)という新たな中立モンスターが導入されました。リフトヘラルドを倒すと、それを召喚して敵タワーを攻撃することができます。

これによってシージ戦術に新たな選択肢が加わりました。

2017年

2017年には、アイテム「Banner of Command」(統率の旗)が一時的にかなり強力になり、シージ戦術に大きな影響を与えました。

このアイテムは味方のミニオンを強化し、ダメージを軽減する効果がありました。プレイヤーはこのアイテムを活用することで敵の防御を突破しやすくなりました。

2018年

2018年には、タワープレートシステムが導入されました。タワーの外装が5枚のプレートで覆われており、それぞれを破壊することで報酬が得られるようになりました。

この影響でシージ戦術がより段階的になって小さな目標を積み重ねていく形に変化しました。

2019年

2019年以降は、ドラゴンソウルやエルダードラゴンの導入により、シージ戦術がさらに多様化しました。これらの強力なバフを獲得することで、チームはより攻撃的なシージを仕掛けることができるようになりました。

2024年以降

2024年にはヴォイドグラブというオブジェクトが実装され、リフトヘラルドの前に出現するようになりました。

ヴォイドグラブを1体倒すとヴォイドの飢えというバフスタックが1つ獲得できます。効果はタワーに追加の確定ダメージが入る効果です。

さらにスタックを一定数獲得するとタワーにオートアタックした際、ヴォイドマイトという小さいモンスターが出現しタワーを攻撃してくれます。

これによりシージ構成はヴォイドクラブを獲得するとさらにタワーを削っていくことができるようになりました。

まとめ

シージ戦術は、League of Legendsにおいて長射程のチャンピオンを活用し、敵のオブジェクトを安全な距離から攻撃する戦略です。この戦術の主な目的は、以下のポイントにまとめられます。

  • 敵のオブジェクトを徐々に破壊する
  • 敵チームを少しずつ弱体化させる
  • マップのコントロールを確立する

効果的なシージを展開するには、以下の要素が大事です。

  • 適切な位置取り
  • ミニオンのウェーブの管理
  • 視界の確保
  • 正確なスキルの使用
  • 状況に応じてしっかり下がる

シージ戦術には長所と短所があります。長所としては、安全な距離からの攻撃が可能で、オブジェクトの獲得やマップコントロールに優れています。

そんな中、実行が難しく、敵のエンゲージに弱いという欠点もあります。この戦術に対抗するには、強力なエンゲージ能力を持つチャンピオンの選択や、素早いウェーブクリア、適切な視界確保などが効果的です。

シージ戦術はゲームの進化とともに発展してきました。初期の単純な攻撃から、スプリットプッシュやオブジェクトコントロールを組み合わせた複雑な戦略へと変化しています。

最近では、ヴォイドグラブの導入により、さらに多様化しています。結論として、シージ戦術は適切に実行すればとても効果的ですが、チームの連携と正確な行動が必要なってきます。

この戦術を理解して正しく対応することが、League of Legendsで勝利につながる要素となります。

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