スプリットプッシュ構成を理解して、ゲームを有利に進めたいと思っていませんか?この記事では、League of Legends(LoL)のスプリットプッシュ構成の基本的な考え方から、メリットとデメリット、適したチャンピオン、そして対処方法までを詳しく解説していきます。
この記事を読むことによって、スプリットプッシュ構成の仕組みを理解し、いつどのように活用すべきかがわかるようになります。そして、敵チームがスプリットプッシュ構成だった場合の効果的な対処方法も身につけることができます。
スプリットプッシュ構成が強力な戦術といえる理由は、敵チームを分断して複数の場所で同時にプレッシャーをかけられるからです。
適切なチャンピオン選択とチームの連携により、ゲームを有利に進めることが可能となります。この記事で得た知識を活かせば、状況に応じてスプリットプッシュ構成を採用したり、敵チームのスプリットプッシュを封じたりできるようになるでしょう。
それによってゲームの勝率が上がってランクが上がるのも夢ではありません。ぜひこの機会に、スプリットプッシュ構成について理解を深めて見ましょう。そして、実際のゲームでその知識を生かして勝利を掴み取りましょう。
この記事を読まずにスプリットプッシュ構成について理解せずにいると、敵チームに翻弄され続けてゲームで勝つことが難しくなってしまうかもしれません。
ぜひこの記事を通してスプリットプッシュ構成を理解して、今までは勝てなかった試合を勝てるようになりましょう。
スプリットプッシュ構成とは
スプリットプッシュ構成は、1人または2人のチャンピオンがサイドレーンを押し続け、敵チームの注意を引きつける戦略のことを言います。
残りの3人または4人のチャンピオンはミッドレーンで集まって、タワーを守りながら敵チームとの戦闘を避けます。
スプリットプッシュ構成の目的は、敵チームを分断して複数の場所で同時にプレッシャーをかけることです。スプリットプッシュ構成には「1-3-1」と「1-4」の2つのバリエーションがあります。
「1-3-1」はトップレーンとボトムレーンに1人ずつ、ミッドレーンに3人のチャンピオンを配置する構成です。そして「1-4」は、サイドレーンに1人、ミッドレーンに4人のチャンピオンを配置します。
どちらの構成でもスプリットプッシュするチャンピオンは、1対1が強く、ウェーブクリアが速いチャンピオンが適しています。スプリットプッシュ構成を成功させるにはチームの連携とコミュニケーションが大事となります。
スプリットプッシュするチャンピオンは、敵チームの動きを常に把握して危険を察知したら即座に撤退する必要があります。
その間ミッドレーンにいるチャンピオンは、敵チームを引き付けながら味方のスプリットプッシュをサポートする必要があります。
スプリットプッシュ構成のメリットとデメリット
メリット
敵チームに複数の選択肢を与えて判断を迷わせることができる
スプリットプッシュ構成の最大のメリットは、敵チームに複数の選択肢を与えることによって判断を迷わせることができる点となります。
敵チームがスプリットプッシュに対処しようとすると、他のレーンが手薄になるので味方チームがそこを攻めることができます。
この状態で敵チームがスプリットプッシュを無視していると、スプリットプッシュしているチャンピオンがタワーを破壊できるので、ゲームを有利に進めることができます。
有利なタイミングで戦闘を仕掛けることができる
スプリットプッシュ構成は、敵チームよりも有利なタイミングで戦闘を仕掛けることができます。
敵チームがスプリットプッシュに対処するために複数のチャンピオンをサイドレーンに送ると、味方チームは数的優位になり、有利な戦闘を仕掛けることができます。
CSとレベルで敵レーナーよりも優位に立てる
スプリットプッシュしているチャンピオンは、敵レーナーよりもCSとレベルで優位に立つことができます。
敵レーナーはチームに合流するためにCSや経験値を犠牲にしなければならないことが多いですが、スプリットプッシュしているチャンピオンはCSを取り続けることができるからです。
これによってスプリットプッシュしているチャンピオンは、ゴールドと経験値で敵レーナーを上回ることができます。
味方チームのためにマップを管理することができる
スプリットプッシュによってタワーを破壊することによって味方チームのためにマップを管理することができます。
これによって味方チームは敵のジャングルに侵入しやすくなるので、敵チームの中立モンスターなどを奪うことができます。
他にも、敵チームの視界を制限することも可能となります。
デメリット
チームの連携とコミュニケーションが不可欠
スプリットプッシュ構成の最大のデメリットはチームの連携とコミュニケーションが大事になってくる点となります。
スプリットプッシュしているチャンピオンが敵チームに捕まって倒されてしまうと味方チームは不利な状況にあんってしまいます。
そしてミッドレーンにいるチャンピオンが敵チームに引き込まれすぎると、スプリットプッシュの効果が薄れてしまいます。
常に集中力を切らさずプレイする必要がある
スプリットプッシュを成功させるには、常に集中力を切らさずにプレイする必要があります。スプリットプッシュしているチャンピオンは、少しでも判断を誤ると大きな代償を払うことになります。
スプリットプッシュは非常に難しい戦術なので何も考えずにでプレイしていると失敗する可能性が高くなります。
味方チームが集団戦で負ける可能性がある
スプリットプッシュ構成の大きな問題点は味方チームが集団戦で負ける可能性があることになります。
スプリットプッシュしているチャンピオンが味方チームから離れていることから、味方チームは常に4対5の不利な状況で戦わなければなりません。
味方チームがスプリットプッシュの仕組みを理解していないと、勝手に集団戦を初めて負け続けてしまう可能性があります。
すべてのゲームでスプリットプッシュが有効とは限らない
スプリットプッシュは非常に強力な戦術ですがすべてのゲームで有効とは限りません。
味方チームが不利な状況だったり、敵チームがウェーブクリアを同じように素早くできる場合、スプリットプッシュはあまり効果的ではありません。
他にも、スプリットプッシュしているチャンピオンがレーンで負けて不利な状況になっている場合も、スプリットプッシュは難しくなります。
視界コントロールが重要になる
スプリットプッシュ構成では、視界コントロールがとても重要になります。
スプリットプッシュしているチャンピオンは常に敵チームの動きを把握する必要があることから、味方チームはしっかりとワードを置く必要があります。
ワードがない状況でスプリットプッシュすると、敵チームに不意打ちを食らう可能性が高くなってしまいます。
スプリットプッシュ構成に最適なチャンピオン
スプリットプッシュ構成に適したチャンピオンは以下のような特徴を持っています。
- 1vs1の戦闘力が高い
- ウェーブクリアが速い
- タワーを素早く破壊できる
- 機動力が高く、逃げるのが得意
- 相手のi意識や集中を逸らすことができる
それでは各レーン毎に、スプリットプッシュ構成に最適なチャンピオンを紹介していきます。
トップレーン
- Jax (ジャックス):非常に強力なスプリットプッシャーで、1vs1での戦闘力が高くなっています。パッシブとWのおかげで、タワーを素早く破壊することが可能です。
- Fiora (フィオラ):スプリットプッシュに特化したチャンピオンで、1vs1での戦闘力がとても高いです。EとQを使って、タワーを素早く破壊することができます。
- Tryndamere (トリンダメア):1vs1での戦闘力が高い究極のスプリットプッシャーです。パッシブとEのおかげで、ウェーブクリアが非常に速く、Rの無敵が役に立つ場面がとても多いです。
ミッドレーン
- Zed (ゼド):1vs1での戦闘力が高く、ウェーブクリアも速いです。アルティメットスキルを使えば敵チャンピオンを素早く倒すことができます。
- Twisted Fate (ツイステッドフェイト):アルティメットスキルを使うとマップ上の広範囲の好きなところに移動できるため、スプリットプッシュに適しています。Wのおかげで、タワーを素早く破壊することが可能です。
- Kassadin (カサディン):後半戦になるととても強力なスプリットプッシャーになります。アルティメットスキルを使うと素早く移動できて1vs1での戦闘力も高いです。
ジャングル
- Master Yi (マスターイー):1vs1での戦闘力が非常に高い究極のスプリットプッシャーです。Qを使って敵のスキルを避けることで相手に何もさせずに勝つことができます。
- Shaco (シャコ):Qのインビジブル状態になるスキル使うことによって敵チャンピオンを翻弄することができます。アルティメットスキルを使って、1vs1での戦闘力を高めることも可能です。
- Udyr (ウディア):Rのおかげでウェーブクリアが速く、1vs1での戦闘力も高いチャンピオンです。スタンスを切り替えることで、状況に応じて柔軟に立ち回ることができます。
ボトムレーン
- Vayne (ヴェイン):1vs1での戦闘力がとても高く、ゲームの後半にはスプリットプッシュができるほど強くなります。アルティメットスキルを使うとQにインビジブル状態になる効果が追加されるので強力です。
- Tristana (トリスターナ):レベルが上がる毎に射程が伸びていき、Eの爆弾でタワーを素早く破壊することが可能です。Wを使って、敵チャンピオンから逃げることも出来ます。
- Lucian (ルシアン):Eのおかげで機動力が高く、1vs1での戦闘力も申し分ないパワーがあります。パッシブとQを駆使して、ウェーブクリアとタワー破壊を素早くこなせます。
スプリットプッシュ構成の対処方法、カウンター
スプリットプッシュしているチャンピオンを倒す
敵チームがスプリットプッシュしている場合、そのチャンピオンを倒すことが最も効果的な対処方法となります。
しかしスプリットプッシュに適したチャンピオンは1対1が強いことから、複数のチャンピオンで襲いかかる必要があります。
スプリットプッシュしているチャンピオンを倒すことによって、敵チームのプレッシャーが軽減して味方チームが他のことに集中できるようになります。
スプリットプッシュを無視して、他のオブジェクトを攻める
敵チームがスプリットプッシュしている場合、それを無視して他のオブジェクトを攻めるという選択肢もあります。
例を挙げると、味方チームが集まってバロンやドラゴンを取ることができます。ですがスプリットプッシュによってタワーを失う可能性があるため、慎重に判断する必要があります。
スプリットプッシュを無視する場合は、味方チームが敵チームよりも速くオブジェクトを取ることができるようにする必要があります。
ウェーブクリアを徹底する
スプリットプッシュを防ぐには、ミニオンウェーブをマップの中央まで押し出し続けることが大切です。
そうすることでスプリットプッシュしているチャンピオンがタワーに到達するまでに時間がかかるので、味方チームが対処する時間を稼ぐことができます。
他にもウェーブクリアを徹底することで、敵チームがタワーを攻撃するタイミングを減らすことが可能となります。
テレポートを活用する
テレポートを使ってスプリットプッシュしているチャンピオンのもとに素早く移動することができます。
ですが、テレポートを使うタイミングは慎重に見極める必要があります。テレポートを使って敵チャンピオンを倒すことができれば、味方チームは数的優位になるので有利な戦いを仕掛けることができます。
スプリットプッシュに対抗できるチャンピオンを選ぶ
敵チームがスプリットプッシュ構成の場合、それに対抗できるチャンピオンを選ぶことも対処するための方法です。
例を上げるとフィオラやジャックスなど、1対1に強いチャンピオンを選ぶことによってスプリットプッシュを防ぐことができます。
他にもシェンやガリオなどの味方チームをサポートできるチャンピオンを選ぶことによってスプリットプッシュの影響を最小限に抑えることができます。
早い段階からプレッシャーをかける
スプリットプッシュ構成に対抗するには、早期からプレッシャーをかけることが大事になってきます。
敵チームがスプリットプッシュを始める前にタワーを破壊したり、キルを取ったりすることが出来れば、敵チームのスプリットプッシュを阻止することができます。
他には、早い段階からドラゴンやバロンなどのオブジェクトを取ることで敵チームがスプリットプッシュに集中できないようにすることもできたりします。
まとめ
スプリットプッシュ構成は1人または2人のチャンピオンがサイドレーンを押し続けて敵チームの注意を引きつける戦略となります。
残りのチャンピオンはミッドレーンで集まって、タワーを守りながら敵との戦闘を避けます。この構成の目的は、敵チームを分断して複数の場所で同時にプレッシャーをかけることです。
スプリットプッシュ構成の大事なポイントは以下の通りです。
- 「1-3-1」と「1-4」の2つのバリエーションがある
- スプリットプッシュするチャンピオンは1対1が強く、ウェーブクリアが速いのが適している
- チームの連携とコミュニケーションが成功の鍵となる
- 敵チームに複数の選択肢を与えて判断を迷わせることができる
- 有利なタイミングで戦闘を仕掛けられる
- CSとレベルで敵レーナーよりも優位に立てる
- 味方チームのためにマップを管理できる
その反面スプリットプッシュ構成にはデメリットもあります。チームの連携とコミュニケーションが大切で常に集中力を切らさずプレイする必要があって、他にも味方チームが集団戦で負ける可能性もあります。
スプリットプッシュ構成に適したチャンピオンは、1vs1の戦闘力が高く、ウェーブクリアが速く、タワーを素早く破壊でき、機動力が高いという特徴を持っています。
敵チームがスプリットプッシュ構成を取っている場合の対処方法としては、スプリットプッシュしているチャンピオンを倒す、スプリットプッシュを無視して他のオブジェクトを攻める、ウェーブクリアを徹底する、テレポートを活用する、対抗できるチャンピオンを選ぶ、早い段階からプレッシャーをかけるなどがあります。
結論として、スプリットプッシュ構成は強力な戦術なのですがチームの連携とコミュニケーションが必須であり、すべてのゲームで有効とは限りません。
状況に応じて適切な判断をしながら立ち回って、敵チームの動きを常に把握しながらプレイすることを意識しましょう。
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