この記事を読めばLeague of Legendsに登場するエイトロックス(Aatrox)の日本語、英語、韓国語それぞれの担当声優とその経歴が一気にわかります。
「エイトロックスってどこか聞き覚えのある声だな……」
と思いながら調べても、意外と情報がまとまっていないんですよね。
そこでリメイク前後の変更も含めて丁寧に整理してみました。
エイトロックスというチャンピオンについて
ダーキンの刃として蘇った存在
エイトロックスはLeague of Legendsの世界「ルーンテラ」においてダーキン(Darkin)と呼ばれる堕ちた古の戦士です。
長年にわたって武器の中に封印されていたところを、愚かな人間の肉体を乗っ取ることで復活を果たした、という設定のキャラクターなんです。
その見た目のインパクトと重低音のボイスラインから、世界中に熱烈なファンが存在しています。
実際、「AatroxMains」という専門コミュニティがRedditで活発に活動しているくらい、声優への関心も高いチャンピオンですね。
2018年のリメイクで大きく変わった
エイトロックスは2018年に大規模なリメイクを受けていて、外見だけでなくボイスラインも完全に刷新されました。
このリメイクを境に英語や韓国語、本語のいずれも声優が交代しているので「昔と今で声が違う気がする…」と感じた方は正解です。
日本語版の声優
担当は伊原正明さん
現在の日本語版エイトロックスの声を担当しているのは、賢プロダクション所属の伊原正明(いはらまさあき)さんです。
2019年10月に開催された「LoL10周年記念感謝祭」にて、初めて公式に発表されました。
伊原さんはアニメ「賢者の孫」のスティーブ役や海外ドラマの吹き替えなどで知られる実力派。
エイトロックスのあの重くて絶望を帯びたしゃべり方、よく聴くと独特の迫力があって印象深かったです。
リメイク前は大塚明夫さんが担当
リメイク以前のエイトロックスは大塚明夫さんが声を当てていたことも確認されています。
大塚さんといえば「メタルギアソリッド」のスネークや「攻殻機動隊」のバトーなど、日本を代表するゲーム声優の一人です。
ファンとしてはどちらの声も好みが分かれそうですよね。
英語版の声優
リメイク後はラモン・ティカラムさん
現行の英語版エイトロックスを演じているのはラモン・ティカラム(Ramon Tikaram)さんです。
イギリス出身の俳優・声優で2018年のリメイク時にエイトロックスの声を担当するようになりました。
ちなみに同じくラモンさんは、フロム・ソフトウェアの「エルデンリング」におけるゴドリック・ザ・グラフテッドの英語音声も担当しています。
プレイしたことがある方ならあの呪われたような低音に聞き覚えがあるかもしれません。「Legends of Runeterra」でのエイトロックスも同じくラモンさんが担当しているとのことです。
実はラモンさんの起用に関しては、当初ライアットゲームズのデザイナーOdin Shaferが「ラモンという人物と一緒に声を作り上げた」と述べたことで発覚した、という経緯があります。
公式発表ではなくコミュニティによる調査が先行した、という点がなんか面白いですよね。
リメイク前はエリク・アイアランドさん
2018年以前のオリジナル版エイトロックスの英語音声はエリク・アイアランド(Erik Ireland)さんが担当していました。
IMDbのページにも「Aatrox(Classic)」として記録されています。
韓国語版の声優
担当は황창영(ファン・チャンヨン)さん
韓国語版エイトロックスの声優は황창영(ファン・チャンヨン)さんです。
ライアットゲームズの公式サポートページにも「아트록스—황창영」と明記されており、信頼度の高い情報です。
황창영さんは2014年に大元放送声優劇会の5期生としてデビューした韓国の男性声優です。
LoL内ではエイトロックスのほかにスウェインも担当しているなど重厚な悪役系ボイスが持ち味の方です。バロラント(VALORANT)のハーバー役や、「進撃の巨人」の吹き替えなど、幅広い作品に出演しています。
なお、2024年に登場したプライモーディアン・エイトロックス(태고족아트록스)という新スキンでも、韓国語音声は황창영さんが担当していることが確認されています。
各言語版の声優まとめ
| 言語 | リメイク前 | リメイク後(現行) |
|---|---|---|
| 日本語 | 大塚明夫 | 伊原正明(賢プロダクション) |
| 英語 | エリク・アイアランド(Erik Ireland) | ラモン・ティカラム(Ramon Tikaram) |
| 韓国語 | 정재헌(チョン・ジェホン) | 황창영(ファン・チャンヨン) |
声の変更はなぜ行われたのか
リメイクによるキャラクター像の刷新
2018年のリメイクではエイトロックスのキャラクター設定が根本から再構築されました。
旧エイトロックスは「戦争を望む獣」のような荒々しいイメージでしたが、リメイク後は哲学的で厭世的、それでいて絶大な威圧感を持つキャラクターへと変わっています。
この性格の刷新に合わせて、声優も「新しいエイトロックス像に合う声」を持つ人物に変更されたと考えられます。
英語版でラモン・ティカラムさんが起用されたのも、彼の持つ独特の低音と落ち着いた存在感がそのビジョンに合致したからでしょう。
あくまで私の見立てですが、各言語でもその方向性に沿ったキャスティングが行われた可能性が高いと思っています。
まとめ
- 日本語版の現行は伊原正明さん(賢プロダクション)、リメイク前は大塚明夫さん
- 英語版の現行はラモン・ティカラム(Ramon Tikaram)さん、リメイク前はエリク・アイアランド(Erik Ireland)さん
- 韓国語版の現行は황창영(ファン・チャンヨン)さん、リメイク前は정재헌(チョン・ジェホン)さん
- 声優変更の背景には2018年の大規模リメイクがあり、キャラクター像の再設計に伴うキャスティング変更だったと考えられます
エイトロックスのボイスに興味を持ったなら、ぜひ各言語版を聴き比べてみてください。
同じキャラクターでも言語ごとにまったく異なる迫力や雰囲気が感じられて、なかなか面白い体験ができますよ。
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