「어시(オシ)」の意味はほとんどの場合「어시스트(アシスト)」の略です。
スポーツの記録として使う場面が一番多く、「어시스턴트(アシスタント)」の略として働く現場でも使います。
この記事を読めば2つの意味の見分け方と、そのまま使える例文、使うときの注意点までわかります。
韓国のスポーツ中継やニュースの見出しで「어시」という文字を見かけて、「これって何?」と手が止まった方もいるのではないでしょうか。
辞書を引いても載っていないことが多く、モヤモヤしますよね。ここでは「어시」だけに絞って順番に整理していきます。
어시(オシ)の基本的な意味と成り立ち
ここを読むと「어시(オシ)」がどんな言葉の略なのかと、日本語でどう訳せばいいのかがわかります。
어시は「어시스트」を縮めた言葉
「어시」は英語のassistをハングルで書いた「어시스트」の頭の2文字を取った略語です。
韓国ではこの「어시」という略し方が主に使われると説明されています。
日本語でいう「アシスト」を「アシ」と縮める感覚に近いかもしれません。私は韓国語の略語を見るとき、「元の単語は何か」を先に確認するようにしています。
そうすると意味がぶれにくくなるんですよね。
「어시」の場合、元の単語はほぼこの2つに絞られます。
もう1つの意味は「어시스턴트」の略
実は「어시」にはもう1つ使い道があります。「어시스턴트」、つまり助手や補助をする人を指す略し方です。
無職や職種を問わず、補助にあたる仕事をまとめて「어시스턴트」と呼び、それを縮めて「어시」と言う場合が多いとされています。
つまり、同じ「어시」でもスポーツの話題なら「アシスト」、仕事の話題なら「アシスタント」。
この切り替えだけ覚えておけばだいぶ迷わなくなります。
発音とハングルの読み方
「어시」は「オシ」と読みます。
「어」は口を少し開いて出す「オ」で、日本語の「オ」より口が縦に開く感じです。
「시」は「シ」。2文字とも短く言えるので会話ではテンポよく発音されます。
スポーツでの어시の使い方
ここではサッカーやバスケットボールで「어시」がどう登場するのかを、具体的な数字つきで紹介します。
サッカーでの「1골2어시」という表現
サッカーではゴールの直前に出した最後のパスを「어시스트」と呼びます。
試合での活躍を伝えるときは「2골1도움」のほか、「1골2어시」のような形で書くのが定番です。
「2골1어시」なら、2得点1アシストですね。
ニュースの見出しでも字数を節約するために「어시」が使われるのをよく見かけます。
個人的には短くて勢いが出るところが好きです。
バスケットボールでの어시
バスケットボールでは得点に直結するパスをした選手に記録がつきます。
トリプルダブルを成立させる5つの項目(得点、アシスト、リバウンド、スティール、ブロック)の1つでもあります。
「10득점10어시10리바」のように、数字と略語を並べて試合内容を表すこともあります。
国やリーグでルールが違う点
アシストの認定基準は実はリーグごとに違います。
サッカーでは公式の規則に細かく定められているわけではなく、大会やリーグごとに扱いが分かれると言われています。
- プレミアリーグ:タッチ数に関係なく、得点者への最後のパスでアシストが付く
- ラ・リーガやセリエA:1回のタッチだけを認める扱いだった時期がある
- Kリーグ:パスを受けたあとに2人以上を抜いて決めた場合はアシストを認めない
この違いは見落とされがちです。
同じプレーでも「어시」が付く国と付かない国があるので記録の数字を比べるときは気をつけたいところです。
仕事や創作の現場での어시の使い方
ここを読むとスポーツ以外で「어시」がどんな場面に出てくるのかがつかめます。
漫画家のアシスタントを指す어시
漫画の制作現場ではメインキャラクターは作家本人が描き、スクリーントーン貼りや背景、群衆シーンなどを助手に任せます。この助手が「어시」です。
助手の中でも作家の作業を大きく肩代わりする人は「치프어시」と呼ばれます。
日本語でいう「チーフアシスタント」にあたります。
어시と어시스턴트の使い分け
正式に書くなら「어시스턴트」、会話や現場の呼び名なら「어시」という感覚です。
履歴書や契約書のようなかしこまった書類では、略さない形のほうが安心だと思います。
これは私の考えですが初対面の相手に「어시」と呼ぶのは少し砕けすぎかもしれません。
日本語との感覚の違い
日本でも漫画家のアシスタントを「アシ」と縮めることがありますよね。
韓国語の「어시」も、近い響きと近い使い方です。
そのため、日本語話者は意味をつかみやすい単語だと感じています。
例文でわかる어시の使い方
ここではそのまま真似できる例文を場面別に並べます。
スポーツ観戦の会話で使う例文
- 오늘 손흥민이 1골 1어시 했어.(今日ソン・フンミンが1ゴール1アシストしたよ。)
- 어시 하나만 더 있으면 트리플더블이야.(あと1アシストでトリプルダブルだよ。)
- 저 선수는 골보다 어시가 더 많아.(あの選手はゴールよりアシストのほうが多いよ。)
文の中で「어시」は名詞のように働き、「어시가」「어시를」のように助詞がつきます。
仕事の場面で使う例文
- 저는 웹툰 작가님 어시로 일하고 있어요.(私はウェブトゥーン作家さんのアシスタントとして働いています。)
- 치프 어시가 배경을 마무리했어요.(チーフアシスタントが背景を仕上げました。)
使うときにつまずきやすい点
「어시」は口語寄りの略語です。
論文やビジネスメールでは略さずに書くほうが無難でしょう。
それから、場面が見えないまま「어시」だけ出てくると、アシストなのかアシスタントなのか迷います。
会話の流れや話題から判断するのが近道です。
어시を使うときの注意点
ここを読むと誤解や失敗を避けるためのコツがわかります。
場面を確認してから訳す
訳すときはまず話題がスポーツか仕事かを確認します。
サッカーの記事なら「アシスト」、漫画制作の話なら「アシスタント」と考えて、ほぼ間違いありません。
短い略語ほど周りの情報で意味が決まるんですよね。
目上の人には略さない選択も
略語はどうしてもカジュアルな響きになります。
年上の人や取引先との会話では「어시스트」「어시스턴트」と言い切るほうが丁寧です。
ちなみにこれは公式のルールではなく、私の肌感です。
ネット上の表記ゆれ
SNSやコミュニティでは「어시」の後ろに数字をつけて「3어시」のように書く人もいます。
数字と組み合わせると「3アシスト」の意味になり、とても読みやすいです。
よくある疑問
ここでは読者の方が気にしそうな疑問に答えます。
「어시」は辞書に載っていますか?
一般的な辞書では見出し語として載っていないことが多いです。
略語の扱いなので、元の単語「어시스트」で調べるのが確実です。
ゲームでも使いますか?
オンラインゲームでキルを手伝う行為を指して使う人もいそうですが、これは私の推測で、確認はできていません。
意味は「アシスト」の延長なので読み取りは難しくないはずです。
まとめ
- 「어시」は主に「어시스트」の略でサッカーやバスケットボールの記録に使われます
- 「어시스턴트」の略として漫画家の助手などを指す場合もあります
- 「1골2어시」は「1ゴール2アシスト」という意味です
- アシストの認定基準はリーグごとに違います
- 口語の略語なのでかしこまった場面では略さない形がおすすめです
まずは韓国のスポーツニュースの見出しで「어시」を探してみてください。意味がつかめると記事の読みやすさがぐっと変わりますよ😊
コメント