この記事を読めばLeague of Legendsがなぜ「闇のゲーム」と呼ばれているのか、その本当の理由と魅力の両面がわかります。
「LoLって面白そうだけど、なんか怖い……」
そんな声を聞いたことはありませんか?
配信者がこぞって「絶対やるな」「人には勧められない」と言いながらも、やめられないでいる
そのギャップがずっと気になっていたんですよね。
実際に長くプレイしてきた視点からLoLの「闇」の正体をできるだけ正直に書いていきます。
そもそもLoLってどんなゲーム?
MOBAというジャンルを知ることが出発点
League of Legends(通称LoL)はRiot Gamesが開発・運営するMOBA(Multiplayer Online Battle Arena)ゲームです。
5対5のチーム戦で、相手の本拠点(ネクサス)を先に破壊したほうが勝ち、というシンプルなルールが基本。
ところが実態はというと172体以上存在するチャンピオン(キャラクター)のスキルをある程度把握した上で、リアルタイムに状況判断を下し続ける必要があります。
しかも全チャンピオンを無料で使えるわけではなく、解放する必要があったりと入口から既にハードルが高い。
プレイヤー数は世界最大規模
世界でのプレイヤー数は1億人を超えるとも言われており、毎年開催される世界大会の優勝賞金は200万ドル(約3億円)にのぼります。
eスポーツの世界では最高峰に位置するタイトルのひとつで、プロチームにはコーチのほかアナリストまで存在するなどプロスポーツと引けを取らない体制が整っています。
「闇のゲーム」と呼ばれる理由
ではLoLがなぜここまで
「闇」
「やばい」
と言われるのかその構造的な原因を掘り下げます。
理由① 1人では勝てないのに1人でやらされる
LoLの最大の特徴にして最大の闇。
チーム戦なのに普通のプレイヤーは基本的に1人でマッチングに参加します。
流れはこうです。
自分が順調に育っていても、他の4人が一方的にやられ続けると、育った相手チームが自分の周りにもなだれ込んでくる。
自分のプレイが正しくても、チームとして負けてしまう。この構造が「味方のせいで負けた」という他責感を生みやすくするんですよね。
ちなみに負けているチームでは勝負が決まりかけた段階でチャット上で「暴言」が飛び交うことも…。
理由② 圧倒的な情報量と学習コスト
「始めたばかりなのに意味不明な技が飛んでくる」
これ、初心者あるあるです。
チャンピオンが172体以上いて、それぞれに独自のスキルセットがある。
しかもスキルを知らないと単純に勝負にならないという側面がLoLにはあります。
格闘ゲームなら昇竜拳で切り返せばいい、というような共通の「返し技」がないため、相手の動きを事前知識として持っておくことが前提になってくるんです。
これが意外と精神的にきつかったです。
理由③ チャットの毒性問題
LoLが「闇のゲーム」と語られるとき、必ずと言っていいほど出てくるのが民度の話です。暴言、ピン連打、意図的なトロールプレイ(わざと負ける行為)など。
実際、Riot Gamesは2026年3月のパッチ26.5から、悪質なチャット行為に対してチャット制限ではなくアカウントBANを適用するという強硬措置を発表しました。
検知モデルの精度が十分なレベルに達したため、ついに本格的な取り締まりが実施されることになったわけです。
これはちょっと驚きましたね。今後DM機能にも同措置が拡大される予定だとのこと。
理由④ ランクマッチの「どこでもオプション」という罠
LOLでランクマッチをソロで遊ぼうとすると、「どこでもオプション」というシステムが機能します。
円滑なマッチング実現のためにプレイヤーの希望レーンではなく、不人気なジャングルやボットレーンに強制的に配置されることがある、というものです。
不人気なレーンというのは基本難易度が高く、失敗したときのチームへの影響も大きい。苦手だからこそ避けているのに、システムがそこに放り込んでくる。
そのレーンで失敗すると「戦犯」扱いされるというプレッシャーも加わって、正直ゲームをやっているのか修行をしているのか分からなくなってくることもあります。
依存症との関係
これを読んでいる人はもしかしたらLoLをやめたくてもやめられないという状況にいるかもしれません。
LoLは「やめにくい」ように設計されている
Redditのコミュニティでは
8年間プレイしていてプラチナより上に行けないけど、やめられない。LoL以外で同じくらいドーパミンが出るものがない
参考:reddit
という投稿が多くの共感を集めています。これ、笑えないんですよね。
ゲーム中毒の典型的な症状としてプレイ時間のコントロールができない・日常生活に支障が出ているのに続けてしまう・ゲームを日常の優先事項よりも上に置くといったものが知られています。
LoLはランクマッチの一勝一敗の繰り返しによる「もう1戦」の連鎖がとても強く、この構造にはまると睡眠時間を削ってでも続けてしまう人も少なくないみたいです。
「面白いのにやめたい」という矛盾
「面白いけども人には勧められない」
「面白いけども楽しくない」
というコメントが広く支持されているように、LoLには快楽と苦痛が同居しているという独特の性質があります。勝ったときの爽快感が強烈なぶん、負けたときの悔しさも強烈。
個人的にはこのアンバランスさこそがLoLの「闇」の本質なのかなと思っています。
ゲームとして破綻しているわけじゃなく、むしろゲームとして非常によくできているからこそ、人間の心理的な弱点を突いてくる感じがあるというか。
実はLoLには「光」もある
闇ばかり語ってきましたがLoLには本物の魅力があることも正直に伝えておきたい部分です。
世界観とキャラクターの充実度
LoLには172体以上のチャンピオンが存在し、それぞれに固有のストーリーがあります。
ゲームだけでなくNetflixで配信されたアニメ「Arcane(アーケイン)」や、スピンオフRPG「Ruined King: A League of Legends Story」なども展開されており、ゲームを離れたコンテンツとしての充実度はかなりのものです。
5人でやれば話は変わる
「ソロプレイの環境が過酷なために闇が生まれやすい」
というのはまさにその通りで、5人で固定パーティーを組んで遊べる環境があれば、前述した「1人でやらされる」問題は大幅に緩和されます。
友達を5人集めてプレイするLoLはまったく別のゲームと言っていいくらい体験が変わります。
LoLを始める前に知っておくべきこと
現実的な覚悟と対策
| チェック項目 | 詳細 |
|---|---|
| 学習期間のリアル | 慣れるまで数十時間かかることが普通 |
| ソロ or 複数人か | 5人固定なら体験が大きく変わる |
| チャット設定 | チャットをオフにする設定は初期からある |
| 時間管理 | 1試合30〜40分かかるため、時間が必要 |
| ランクへの向き合い方 | ランクを追うと精神的消耗が大きい |
初めてプレイするならチャットは最初からオフにしておくことを強くおすすめします。民度問題の大半はチャットが発生源なので、これだけでかなり体験が変わるはずです。
まとめ
- LoLが「闇のゲーム」と呼ばれる理由は、チーム戦なのにソロで参加せざるを得ない構造的問題と、170体超えのチャンピオンによる異常な学習コストにある
- チャットの毒性問題は実在し、Riot GamesはパッチⅡ26.5から悪質なチャットへのアカウントBAN措置を開始した
- ランクマッチの「どこでもオプション」により、不慣れなレーンに配置されることがある
- 依存性が非常に高く、「やめたいのにやめられない」プレイヤーが世界中にいる
- 5人でプレイできる環境があれば闇の大半は解消される
- ゲームそのものの完成度は高く、世界大会・アニメ・スピンオフゲームなど充実したコンテンツが展開されている
LoLを始めるかどうか迷っている方はまずフレンドを誘ってから始めるのが一番の近道かもしれませんね。1人で始めて闇にはまる前に、仲間と一緒に楽しい体験から入ることをおすすめします。

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